『スピノザの診察室』夏川草介 『スピノザの診察室』を読みました。 『神様のカルテ』など現役医師として小説を書いてきた夏川さんの新しい小説です。 スピノザとは哲学者の名前で僕はこの作品で始めてスピノザという哲学者の名前を知りました。 ただ小説内でも引用され ...
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カテゴリ: 書籍(書評)
喉に小骨が刺さったようなミステリー
『汚れた手をそこで拭かないで』芦沢央 芦沢さんの本を始めて読んだんですが。『汚れた手をそこで拭かないで』は5編の短編ミステリーが詰まったミステリー集でした。 どの作品もエッジが効いていて、ありえそうな展開や内容で、自分のもとで実際に起きたらゾッとするんだ ...
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成瀬は天下を取りにいく
『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈 書店で何度も見かけて気になっていた『成瀬は天下を取りにいく』を読みました。 成瀬という女子中学生が主人公。 成瀬は自分がやると決めたことを周りの目を気にすること亡くやり続ける。 周りから浮いてしまっているけれど、そんな ...
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教えるとは何を教えないか
『一線の湖』砥上裕將 とても良かったです。 人がいるところで読んでいたにも関わらず涙が溢れました。 主人公の青山が自分自身の過去と向き合い、小学生の姿に励まされ、前を向こうとしていく瞬間に心うたれました。 ただ『一線の湖』は前作から読んでもらわないとここ ...
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文字で伝えるということ
『椿の恋文』小川糸「ツバキ文具店」の続編である『椿ノ恋文』を読みました。 結婚して子供も生まれ、しばらく休業していた代筆業を再開するところから物語は始まります。 今回も依頼人のニーズに応えて様々な想いを代筆していきます。 義理の母親に対して面と向かってい ...
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