2月24日(土)に行われたユーモア・スキル養成講座。


講師は日本即興コメディ協会代表:矢島ノブ雄さんと野村真之介さん。


二人はお笑いコンビ「オシエルズ」として活動中とのことです。

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左が矢島さん。右が野村さん。

二人ともすごくいい人でした。


講師といってもずっと話するわけではなくほとんどが参加型のワークショップでした。


世の中の人でユーモア力がまったくいらないと考えている人は少ないのではないでしょうか?


でも、自分は面白い話もできないし、一発ギャグもできないと思っている人も多いです。


さらにユーモアなんてセンスやからセンスないと無理やろと考えています。


しかし、今回の講座では「ユーモアとはスキルである。」と教えてもらいました。


ユーモアは才能ではなくトレーニングすれば身につくというものというのが考え方です。


僕は感覚として面白いことやすごい発想することは才能の部分が大きいと思っていました。


で、いろんなワークショップが行われました。


自己紹介の「共通点探し」「プレゼントゲーム」など


こういうワークショップはネットで検索をかければすぐに出てきます。


講師の二人も話してくれたのですがゲームが重要ではなくてその場の雰囲気が大切。


どういうことかというとどんなゲームをしても

(1)積極的に参加している人ばかりではすぐに打ち解けられる。

(2)興味がある人ばかりだと全員が楽しもうとする。



ですが、そうじゃない人がいる場では同じことをしても同じ結果を得ることが出来ない。


つまり

なんでこんなことせなあかんねん。

うわっしょうもないことやってる。

全然おもんないやん。



といった批判をしたい人がいると成立しないということです。


これが実は今回1番感じたこと、そして今後の課題になるなと感じたことです。


講師の言葉でいうところの「心理的安全性」が補償されているかどうか


・この場でなら何を表現しても受け入れてくれる。

・絶対笑ってくれる、聞いてくれる。

・つっこんでくれる。


「最高の観客」がいれば誰もが「最高の表現者」になれる。



ようするに笑いを取るのではなく笑いをフォローしてくれる空間を作ることが大切ということです。


その空間を体感して学ぶことができればその空間を作りたいと思えます。


実際に僕自身も経験してみてあんな空間になったら楽しいなと感じました。


そのためにどんなことに注意しなくてはいけないか。


・笑顔で相手に反応しながら話しを聞く。

・とにかく馬鹿にしない。

・しっかりと褒める。

それに加えて勘違いがうまれやすいこの言葉。

・ちゃんとツッコむ。

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このツッコみというのをどうも勘違いしてる人が多い気がします。


「実は僕、パンダに育てらたんですよ。」 → ボケ

・「何言うてんねええん!!」 「嘘つけええええ!!」 → ツッコみ



笑顔でテンション高く、もしくわリアクションを大きく言う。とにかく、ボケを受け入れる


ボケに反応しない、冷たく言い放つ。拒絶する。これはツッコミではありません。


聴き手の姿勢によって発言のしやすさは変わる。


これはほんまにいろんな場面で思います。


ついボケたくなる空気ほど居心地いい場所はないです。


仲のいい友人でいる時のことを思い出してください。


そんな空間が友達とだけじゃなくどこにでもあったら楽しくないですか??


批判するのは本当に簡単です。


でも受け入れてともに笑っているほうが絶対に前向きじゃないですか??


そういう空間の中で学んだほうが絶対に楽しくないですか??


僕はあらためて相手を受け入れる人でありたいと思いました。


非常に前向きになれるいい講座でした。