今日、朝から病院に行きました。


診療後の駐車場でエンジンをかけて出発しようとしていると外からこんな会話が聞こえてきました。

老夫婦(旦那さん)・・・A

道を歩いていた子連れのお母さん・・・B

老夫婦(奥さん)・・・C



A 「湯浅駅までどうやって行けばいいですか??」

B 「ええっと・・この道を・・・」

A 「結構、遠いですか?」

B 「そうですね。でも私そんなに詳しくなくて・・・」

A 「そうですか、ありがとうございます。」

僕は車から降りてこう話しかけました。

僕 「大丈夫ですか??もし良かったら車で送りますよ。」

A 「いやいや。そんな、そんな。遠いですか?」

僕 「そうですね。歩くと結構かかります。」

C 「ゆっくり歩くので道が分かれば。」

僕 「そうですか。(道の説明)。」なかなかの道のりということが判明。

A 「もう乗せてもらおうか。」

C 「本当に大丈夫ですか。」

僕 「もちろん!通り道なんで。」

ということで老夫婦を二人、駅までお送りしました。


神戸から白浜に来られたらしいのですが思った以上に道がよく早く着いたので湯浅に寄ったとのことでした。

湯浅のことをたまたまテレビで見たとのことでした。

湯浅なかなか観光資源あるな。


こんな話を聞いてどう感じますか??


・ええことしてるなあ。

・普通やん。

・誰でもやるやろ。

・道は教えるけど車に乗せるのは・・・

・いい人アピール?


まず言っておきます。

別に僕がいいことしたアピールとかではないです!!



こんなことをみんな「普通やん」って思える社会になったらいいなと思っています。


困ってる → 助ける。


人助けをした


これがシンプルに行える社会になってほしい。


困っている人に話かけることを「勇気」なんて思わないでほしい。


何ができる。とか、助けられない。とか。


そんなこと考えなくていいと思います。


別に余計なおせっかいや世話好きのおばさんになれと言ってるわけじゃないです。


困っていると思えば一緒に困ってあげればいいんです。


アメリカに行った時に本当にそんな場面によく出会いました。

言葉が通じるか分からないのに何度も助けてもらいました。


地下鉄で困っている時に話しかけてくれた老婆。

観光地を探している時に話しかけてくれて場所まで案内してくれたおばさん。

困っている人に話しかける文化がある気がしました。


そんな社会になればいいなと思った日でした。