映画紹介です。
期限がもうすぐの映画鑑賞チケットが二枚あったので見た映画。
「祈りの幕が下りる時」とちょうどいい時間で観れるものを選んだ結果この映画になりました。
どうやら後で分かったのですが続編だったみたいです。
祈りの幕とは対照的で命が粗末に扱われるエンターテイメント。
それが悪いとかまったく思ってないです。
主人公にだけ弾が当たらないタイプの痛快な映画。
そんなエンターテイメント感が全開の映画も僕は大好きです。
主人公はイギリスの秘密諜報部隊「キングスマン」の諜報部員。
そこに敵対するグループとさらには裏切り者もいて!
前作で死んだと思っていた仲間も実は生きていてみたいなエンターテイメントど真ん中のストーリー!!
やっぱ映画は勧善懲悪が爽快感がある。
考えさせられるとかはなく映画見て良かった!!楽しかった!!ってなる。
ただ、アメリカをはじめとする国の薬物依存については少し問いかけられている気はした。
薬物に手を出してしまった人は全て犯罪者でいなくなればいい。
薬物に手を出したからといっていなくなっていい人などいない。
薬物はダメだというテーマと手を出した人に対してどうするべきかっていう問いもある気がした。
ただ、スカッとする映画なので「しっかり考えてください。」
みたいなメッセージ性はないです。
痛快アクションエンターテイメント!!
そんな作品です。
で、最近よく見かけるPG12とかの映画倫理管理委員会が決めている年齢制限について。
本当に多いというか多すぎる気がする。
この映画も人が殺されるシーンの中でなかなか悲惨なものもあった。
ただ、小学生が見るべきではない。
それは本当に小学生のためになのだろうか?
この映画を観た時に誰かに何かを言われるかも知れない。
ということを考えていないだろうか。
大人に
「こんな悲惨なシーンを小学生に見せるとはどういうことだ!!」
「こんなのを観て子どもが暴力的になったらどうするんだ!!」
ってことを怖れていないだろうか??
世界中に愛されている日本の漫画の中にはもっとグロテスクなものがある。
でも規制されていない。
悲惨な犯罪が起きるたびにその犯罪者がネットでどんなゲームをしていた。
とかそんなことを大きく取り上げることがある。
なぜ、それと犯罪を結びつけようとするのだろうか。
暴力的な描写やグロテスクな表現は小説でも登場することがある。
読んだ人や見た人は危ない思想になるのだろうか??
ならない!!
禁止・規制をすれば解決する。
そういう考え方では解決しない時代だと思う。
子どもに規制や禁止をするのはもう止めたほうがいい。
子どもが本気を出せば街中にあるフリーのWI-FIを使って何でも見ることができる。
子どものほうが圧倒的に知っていることが多くあるという現実をしっかり受け止めよう。
子どもは未熟だから大人が教えてあげなくてはならない。
なんてことはない!!
映画から話しがそれてきたのでこのへんで。
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