『自己肯定感は高くないとダメなのか』榎本博明

 気になっていた『自己肯定感は高くないとダメなのか』を読み終わりました。

 見たことある人も多いと思いますが、国際比較のデータで日本人の10代は自分に対する満足度が低いというものがあります。

 だから国際的に見て日本の若者は自己肯定感が低く問題だという意見に対して榎本さんが本当にそれは問題なのか?という意見を書かれている1冊です。

 確かにそうだなと思える視点がたくさんある1冊でした。

 まず自己肯定感とは何でしょうか。

  自己肯定感が高い状態が望ましいとするなら自己肯定感が高い状態とはどうなっていることだと説明できるのか。

 自分に自信満々で間違っていないという状態が自己肯定感が高いという状態なんでしょうか。

 もしそうだとするなら個人的には自己肯定感が高い=良いことだとは思えません。

 自己肯定感が自分に満足しているかどうかとするなら、自分が自分に高い要求をしているかどうかで自己肯定感が違ってくると思います。

 自分に満足していないのは言い換えると向上心があるといえるかもしれません。

 そう考えると自己肯定感は満足しているかどうかで測定できるものでもないですし、単純に誉められることで身につくものではないということが分かると思います。

 本を読んであらためて、自己肯定感を高めるために成果を誉めるとか、役割を与えるといった単純なもので身につくものではないと感じます。

 むしろ社会の中でうまくいかないことに対して適応し、それでも社会に向かって自分のやりたいと思えることを見つけて進んでいくための力なんだろうなと感じました。

 ではどうすれば子どもにも生徒にも本当の意味での自己肯定感を高められるのかは、榎本さんの以下の記事を参考にしてもらえたらと思います。

 僕も出来る限りのことをやっていこうと思いました。

 

 

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