七夕の過ごし方

 ここ数年、七夕は湯浅町の七夕祭りに行くようになっています。

 湯浅にある弁財天神社に笹を奉納して夜店を回るというスケジュールです。

 自分が小さい頃に過ごした祭りを親になって子どもと一緒に同じように過ごせるのは毎年感慨深いものがあります。

 ふとなぜ弁財天の神社に笹を奉納するのか気になって生成AIに質問してみると実は弁財天と七夕は関係が深いそうです。

 弁財天は水の女神で、七夕の天の川と関連して7月7日に祭りを行っているケースが多くあるみたいです。

 湯浅町で行われている七夕祭りは小学校のころには確実にあったので40年以上の歴史があるんだと思います。

 小学生の頃の自分は、笹に短冊をくくりつけながら、夜店で何を買おうかということしか考えていませんでした。

 弁財天がどんな神様かなんて、気にしたこともなかったです。

 それが今は、隣で同じように短冊を選んでいる子どもを見ながら、少し違うことを考えている自分がいます。

 子どもにとって、この夜店の匂いや、笹の飾り付け、参道の暗さは、どんな思い出になるのかなと思ったりします。

 自分と子どもは別の人間なので、同じ体験にはなり得ないはずです。

 それでも、同じ場所で、同じ日に、同じように笹を奉納するという形は、確かに続いています。

 いつか子どもが大きくなって、この祭りのことをどんなふうに覚えているのか、話す日がくるといいなと思っています。

 そして今の自分と同じように、誰かの手を引きながら、この夜店を歩く日が来るのだろうかと想像したりします。

 来年もまた、同じように笹を奉納しに行けたらなと思っています。

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