役割で話す

 好きなテレビ番組の1つに「火曜は全力!華大さんと千鳥くん」という番組があります。

 その中にレギュラーとしてかまいたちさんも出演しています。

 番組内ではかまいたちの山内さんはいつもゲストや先輩に噛みついたり、毒を吐いたりします。

 番組内で山内さんの役割が悪役になっている構図が完成されていて、その役割のおかげで番組が盛り上がります。

 もちろん他の演者さんのコメントやリアクションが面白いのでコンテンツとして完成されているのですが、僕がいつも見ながら思っているのは与えられた役割で話すって大事だなということです。

 山内さんの言葉が本心かどうかは分かりませんが、少なくとも役割として言葉を選んでいることは明らかです。

 この役割として話しているかどうかを分かっているかというのはとても大事だと思います。

 教師も役割として話す場面が多くあります。
  
 役割で話しているかどうかを分かっているかでお互いの受取方は大きく変わります。

 あの人は今、役割として反対意見を言っているとか役割として懸案事項を言ってくれているんだと思えれば、素直に意見を聞くことができます。

 議論するうえでこの感覚はとても大事で、こんな反対するってことは人として嫌いなんだろうかと考えてしまっては議論はまったく進みません。

 あの人は今どの役割として意見を言ってくれているのかを俯瞰し合って受け取ることで、感情的なしこりを残すことなく建設的な議論が出来るんだと思います。

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