「普通」って何か

 子供とお風呂で話している時に「今日はどうだった?」という話をしました。

 すると子供から「普通だった」という答えが返ってきました。

 そこで「普通」ってどういう気持ちだったの?という話をしました。

 何で?と聞かれたので、普通っていうのは人によって違うから普通って言葉じゃなく気持ちを教えてほしいという話をしました。

 少し不思議そうでしたが、話していくうちに伝わった気がしています。

 普通という言葉は日常のいろんな場面で使われています。

 普通に美味しい、普通に楽しいという言葉を使ったり耳にしたことがある人は多いと思います。
 
 しかし、普通という言葉は人によって異なるはずの大切な感覚を一律にしてしまっている気がします。

 普通に美味しいとはいったいどんな味を感じて美味しいと感じたのでしょうか?

 甘かったのか、酸っぱかったのか、少し苦みを感じたのか、人それぞれの感じたことを普通という言葉でまとめてしまうのはとてももったいない気がします。

 だから子供には「普通」というのは人によって違うものだから子供が感じたことを表現できる言葉を探してほしいと思っています。

 そして他の人との違いに気づき、違いを楽しめる人になってほしいと思っています。

 子供が普通はこうでしょとか、普通に考えたら分かるといった自分だけの普通を人に押しつけてしまわない人にならないために僕自身も普通を簡単に使うことなく、自分の言葉で子供と接していきたいと思います。

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