『今日は誰にも愛されたかった』

 谷川俊太郎さんと岡野大嗣さんと木下龍也さんの3人で書かれた1冊です。

 3人が言葉を紡ぎながら短歌と詩を紡いでいく1冊です。

 交互に読まれた短歌と詩を3人で対談していくという形式で本は構成されています。

 どの言葉をどのように連想していったのか、どの言葉からどういうふうに発想を広げていったのかを3人が説明してくれているのがとても面白かったです。

 個人的にはこの短歌とこの詩がどういう繋がりをもって作られているのかと思うのがいくつもあるんですが、3人の対談を読んでいると、言葉を紡いでいくとはこんなに豊かな営みなんだなと感じます。

 詩や短歌を読んでいると文字を多く使えば伝わるというものではないんだなということを感じます。

 むしろ文字に制限があるから想像力が広がるんだなと感じました。

 詩と短歌が持つ広がりを感じたい人はぜひ読んでみてください。
 
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