『天才による凡才のための短歌教室』 木下龍也

 『天才による凡才のための短歌教室』木下龍也を読みました。

 木下さんは短歌集だけでなく書かれる文章も面白かったです。

 本を書くコンセプトが面白いです。

 木下さんが短歌の書き方を教える本ではなく、まだ見ぬ短歌の天才を探すための本です。

 自分が作る短歌については全てを説明できるという木下さんが短歌づくりのコツを伝え、自分を参りましたと言わせてくれる天才を探すための本です。

 作り方のコツはいくつかあるんですが、とにかく守破離だなと思いました。

 かなりざっくりまとめると、まずは短歌のリズムが身につくまで歌人の歌集を読む、そして定型を守って詠む、そこからはとにかく毎日詠み続けるです。

 具体的なコツや実例がたくさん実際の短歌を使って紹介されていて思わず短歌が詠みたくなります。
  
 短歌を作るという行為が日常にある人は多くないと思います。

 それでもSNSの登場によって短歌を投稿する人はかなり増えたように思います。

 もしかすると昔から短歌を作る人の数自体は変化していないかもしれませんが、SNSによって誰もが簡単に投稿できるようになり短歌を目にする人が増えただけかもしれません。

 何にしても不特定の人に見てもらえる機会は大きく増えているので作った短歌をSNSに投稿したり、短歌の投稿募集に積極的に発信してみようと思います。

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