「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか。三宅香帆

 『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』を読みました。

 本やドラマ、映画を読むとき、観るときにどう読むのか、どう観るのか。

 読んだもの、観たものをいかに話すネタに変えるのかが書かれています。

 なるほどなと思うことがとても多く、具体を抽象化する方法も具体的に説明してくれていてとても面白かったです。

 読んでみて思ったのは比較して読むことの大切さです。

  本を読むことはあっても何かと比較して読むという機会は多くないと思います。

 本の内容を抽象化して、他のものと比較して何が書かれているかをまとめたり考えたりするというのは意識して練習しないとなかなか出来ません。

 僕も実際に本を読んだりしていますが、意図的に他と比較したりする機会はあまり多くありません。

 本の内容を抽象化するというのは大学院の時に訓練して、他と比較するということも何度かやっていくなかでなんとなく出来るようになりました。

 ただ日常でもそうですが、国語科の授業でも実際に比較読みをやる機会は多くないと思います。

 比較読みなんてやったことがないという人もいると思うんですが、学習指導要領には比較して読むことにおける指導事項が書かれています。
 複数の文章を読み比べることにより,言説の多様性に気付かせるとともに,情報の信頼性や妥当性を批判的に検討する資質・能力を高めることが重要である。

 異なる立場や視点から書かれた複数の文章を比較し,それぞれの主張の構成や根拠を分析することで,論理的な読解力や批判的思考力を養う。
 なので本当はもっと比較読みをする機会を作っていかないといけないんですが、なかなか作れていません。

 ただ今度の研究授業で比較読みをやってみようと思っているのでこの本を参考にして授業を考えてみようと思います。


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