教職研修11月号

 教職研修11月号を読みました。

 今月号は巻頭インタビュー「自分を生きるために公園で暮らす」がとても響きました。

 インタビューを受けていたのは東京都内の公園のブルーテント村に住むいちむらみさこさんです。

 インタビューの内容どれもが興味深いものでしたが、そんな中でも「学校に期待されていることはありますか。」という質問に対する答えが響きました。
 「学校は「分ける」場所で、健常者か障害者か、男か女か、できるかできないかを分けたうえでランクづけをする、さらに中学校、高校へと上がるたびに似たような考え方の人ばかりの同質性の高い集団になっていく」という答えはそうだなと感じるものでした。
 社会には多様な人がいる。という言葉を耳にすることは多くありますが、そのほとんどが分かりやすく分けられた多様性だと思います。

 いちむらさんが話してくれていた、学校で多様性について理解は広がっているけれど、ホームレスは多様性の中に含まれていないという話はハッとさせられました。

 学校は分けたところからはみ出た存在を認めない、受け入れないという構造が確かにあると思います。

 残念ながらそのことを自覚していない人も多くいると思います。

 僕もまだまだ無自覚にいなかったことにしてしまっている人がいると思います。


 先日、探究の時間の中で要避難支援者と生徒が交流する機会がありました。

 そこでとにかく意識したのは、聞き手と受け手にならないということでした。

 避難の時に支援がいるからといって一緒に地域に住む人であるということには変わりありません。

 分けるのではなく近所の人だと認識して混ざっていくことから始めたいと思っています。

 分ける場所ではなく混ぜる場所に学校がなるために、学校内はもちろん社会とも繋がっていける場所になるように行動していきます。
 

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