ハコール02

  知り合いが編集長を務め、参加生成型メディアという形で編集し、出版し、配送までを行っている雑誌「ハコール」を読みました。

 総勢50名の教育に関わる人の記事がギュッと詰め込まれた雑誌でした。

 書き手の想いが感じられる雑誌で、読み応えがありました。

 書き手それぞれが「学び」についての思いや日々の実践を寄稿しています。

 どのページにも下にメモ書きする欄が設けられていて、気づきや考えを書けるように工夫されています。

 面白い実践がたくさんあり、高校生が自分たちで本当に販売できる雑誌を作り販売するとういう実践は閉じだハコで終わらない、面白い実践だなと思いました。

 他にも多くのワクワクする実践、どんなことに躓き、悩みながら学びと向き合っているかという文章まで多種多様な書き手の思いが詰まっていました。

 最後まで読んでみて、実践の素晴らしさ以上に感じたことは、それぞれが学びとは何かと向き合いながら日々の実践を行っていること、そしてその人自身が学ぶことを楽しんでいるということでした。

 他にも、学び手を信じて任せて待つという姿勢を多くの人が持っていることもなぜだか嬉しく感じました。

 どの人の言葉からも学びは大人が与えるものでも、強制させるものではないという思いを感じることが出来ました。

 全国に「学び」と向き合い「学び」を楽しむ多くの学び手がいるということを感じること出来る、そして僕もまだまだ「学び」と向き合っていこうと思える1冊でした。

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