日中の公園

 この夏、何度か昼間に公園の前を通ったりすることがあったんですが、どこの公園でも子供の姿を見かけることが少ないです。

 噴水が出たりする公園には人がいるんですが、そうではない公園で子供を見かけることがほぼありません。

 確かに異常な暑さで子供を外に出すのは危険、というのは親として当然の判断だと思います。

 熱中症のニュースは毎日のように耳にしますし、炎天下で遊ぶことはもはや無謀に近いと感じます。

 なので、昼間の公園が空っぽなのも納得できます。

 けれど、ほんとにそれでいいのかと思う気持ちもあります。

 夏の遊び場はプールや川といった水がある場所だけになっています。

 冷房の効いた室内で過ごすことが「安全」ではあっても、「健やか」かどうか。

 昔の夏も暑かったはずですが、ここまで昼間に人影が消えるほどではなかった気がします。

 真っ黒に日焼けした子供たちがセミを追いかけたり、空き地で野球をしたり…

 もちろんプールでも遊んでいましたが、他でも遊んでいた記憶があります。

 昔と今の暑さは質が違っていて、日中の最高気温だけでなく夜間の気温の下がり方も変わってきています。

 夏の間まったく休まる時間がない暑さというのはよく分かります。

 だからといって、夏の昼間をすべて室内に閉じ込めてしまうのは何かもったいない気もしています。

 これからの時代、「安全」と「体験」をどう両立させるかが、子供の夏の風景を作る大きなテーマになるのかもしれないと感じています。

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