『未来のきみを変える読書術』苫野一徳

 苫野一徳さんの『未来のきみを変える読書術』を読みました。

 なぜ本を読むのか?という疑問に対する苫野さんの答えがぎっしり詰まっている1冊でした。

 たまに読むことがある「ちくまQブックス」なんですが、10代を対象にした本でコンセプトは「Question」から「Quest」です。

 身近ななぜ?に答えを解説するのではなく、探究する大切さを教えてくれる本なので10代にはぜひ読んでほしい1冊です。

 子供がある程度、本を読めるようになったらそっと本棚に並べておきたいシリーズです。

 苫野さんの『未来のきみを変える読書術』も答えを教えてくれる1冊ではありません。

 苫野さんがなぜ本を読むのかを語ってくれている内容となっています。

 苫野さんのお勧めする内容は共感できる部分が本当にたくさんありました。

 本を読むたびに何か目に見えて得られるものや身につくものはないかもしれませんが、どこかのタイミングで点が線になります。

 点と点が結びつき、またその線が他の線と結びついていく瞬間が必ずやってきます。

 大学院の恩師は深さは広がるといっていたんですが、それも同じだと思います。

 ある瞬間までは関連しているなんて気づかないものが、突然つながり広がっていきます。

 人によってそれは全く違っているとは思いますが、少なくとも10冊とか100冊とかそういう数ではない量の読書が必要だと思います。

 そうやって繋がった何かは、いろんなものに応用がききます。

 そこからさらに読書を続けていけば、繋がりが強化されたり広がったりしていきます。

 そういう経験は人生をとても豊かにしてくれますし、人を生きやすくしてくれると思います。

 本を読みたいけど、本を読めていない人や本を読んでいるけれどまだ理由がはっきり見えていない人はぜひお勧めの1冊です。

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