ビオトープ孟子

 先月からビオトープ孟子の活動に参加させてもらっています。

 ビオトープとは「生き物が住むことの出来る場所づくり」のことです。
 
 子どもと一緒にその場所に行き、昆虫や水生生物を捕って観察するという活動です。

 本当にただそれだけでみんなで一緒のものを見るとかそんなルールもないです。

 駐車場からビオトープまで30分くらいかかるんですが、歩いている時も自由に虫取りをして、いろんなことを質問しながら進んでいきます。

 なので、なかなか前に進みません。

 それがとても良い時間だなと感じます。

 何かをしないといけない、何か決まったことをしなくてはいけないというのがない子供の興味のままに進んでいく空間がとてもいいなと思います。

 もちろん暑すぎるので日陰には誘導したりはするんですが、ほぼ最初から最後まで自由です。

 虫を捕まえてスケッチするという活動があるんですが、絶対にスケッチをしなくてはいけないわけではなく、スケッチする子も虫取りを続ける子もいろいろいます。

 責任者となる人がいるんですが、その人がとにかく素晴らしくいい人です。

 言葉遣いはぶっきらぼうですし、何でもやってくれるわけではないんですが、本当に自然と子供が好きなことが伝わってきます。

 「何でそんないろんな名前を知ってるの?」と子供に聞かれた時にこう答えていました。

 「お前らも幼稚園の友達の名前、覚えてるやろ。覚えたほうが楽しいやろ、だから覚えるんや。」

 もう何か真理だなと思いました。

 覚えようと思ったり、覚えなくてはならないじゃなくて楽しいから覚える、そうしたほうが楽しいから覚える、そして話すようになる。

 そういうことなんだと思います。

 他にも「なんでそんな虫を見つけられるん?」と聞かれた時にこんな話をしてくれていました。

 「最初は分からんよ。目が慣れてきたら見えてくるんや。」

 何気ない一言なんですが、ほんとにそうなんだと思います。

 簡単に見つかる方法や手軽に出来る方法を見つけることが正しいことのようになっていますが、そんな方法はなくて、何度もやって慣れてきたら見えてくる。

 方法はただそれだけ、やっていれば慣れてきて見えてくる。

 ビオトープ孟子、子供も大人もとても良い経験をさせてもらっています。


 


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