研究授業でした
 
 今年度も和歌山大学教育学部との共同研究を実施します。

 研究課題は「文学を通して捉え直される自己・他者の多様性から見る高校生の読みの変容のあり方」となっていて、今年はかなり国語科に軸足を置いた研究となっています。

 その研究に係る1回目の研究授業を実施しました。

 扱った教材は井上ひさしの「ナイン」でした。

 ホワイトボードを活用して意見を出していくという形で授業を実施しました。

 やり方というより今回は問いが良くなかったです。

 生徒は一生懸命、取り組んでくれたのですが問いが本文から離れすぎてしまったので完全に浮いた問いになってしまい、かなり答えづらいかったと思います。

 国語は「ことば」の」学習であって語り手が何を語って、何を語っていないのか、書かれている言葉を吟味するべきなのに、「ことば」から離れてしまいました。

 最後の問いも本文の読みを踏まえたうえでの問いにするべきだったなと後悔です。

 教材に対する教員の読みが浅かったことが大きな原因だと感じています。

 収束していく問いと拡散する問いをもう少し意識して使っていく必要があるんだろうなと思います。

 こういう気づきや振り返りは普段の授業から意識するべきなんですが、分かっていてもなかなか出来ないのも事実です。

 なので研究授業をすることに対していろんな考えや意見があると思いますが、個人的には人に授業を見てもらって意見をもらう機会は必要だと思っています。

 もちろん研究授業とせずに日常的に授業を見合うということは大切だと思いますが、まだまだ空き時間にお互いの授業を見合うという雰囲気や空気を作れていない学校は多いと思います。

 空き時間といっても空いているわけではないという問題ともつながっていると思います。

 研究授業とすることで先生方も授業を見に来やすくなるという部分があると思うので研究授業は継続して行っていこうと思います。

 2学期にも実施予定です。

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