『アオアシ』

 漫画アオアシが来週の月曜日に完結します。

 完結を前に特別に6/21.22の2日間全話無料公開されています。

 僕は38巻まで読んでいたので最新話まで一気に読みました。

 続きが気になって仕方なかったバルサとの結末を読むことが出来ました。

 アオアシを読んでいると日本サッカーの歴史を思い出しました。

 子どもの頃Jリーグが開幕し、空前のサッカーブームがやってきました。

 その時はワールドカップというのは出ることが目標でした。

 ワールドカップに出るということがどれだけ難しくて、あのスーパースターたちが揃っても勝つことが出来ないアジア予選ってどれだけ凄いんだ。

 そしてそのアジアから出場した国が予選突破すら出来ないワールドカップとはどんな世界なんだと思っていました。

 ワールドカップの印象は初出場を果たしたフランスカップの最終予選の野人岡野選手、そして日韓共同開催の稲本選手の活躍が記憶に残っています。

 もちろん他にも中田英寿選手、香川香川真司選手など挙げ出すとキリがありません。

 ただそこから先、日本はワールド出場が当たり前になってきたように思います。

 そうなってくるとワールドカップに出ることから勝つことに目標が変化していったように感じました。

 そしてここ最近ではワールドカップでスペインやドイツといったかつて考えられなかった国と接戦や勝つことも出てきました。

 アオアシでは、大学まで日の目を浴びなかった長友佑都選手のような存在、そして大学サッカーから活躍を続けている三笘薫選手といった選手に対する熱いリスペクトを感じます。

 アオアシにでは、日本サッカーにサイドバックの重要性を教えてくれた内田篤人選手に対する想いも感じました。

 アオアシは今の世代はもちろん、Jリーグ初期からサッカーを観てきた世代に突き刺さる漫画だと思います。

 2日間の無料公開をぜひぜひ活かして読んでみてほしいです。


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