クレイジージャーニー

 
クレイジージャーニーを観て、人は世界中どこにいても物語を作る生き物なんだということを感じました。

 今回の旅は「たった一人で北極往復300キロ★北極冒険家・荻田泰永7年ぶりに登場!」という内容で北極冒険家の荻田さんの旅でした。

 荻田さんが絵本作家としてデビューし、絵本の賞を受賞していたことを初めて知りました。

 今回はイヌイットで受け継がれている伝説を絵本にするという目的を持って北極を冒険します。

 今は誰も住む人がいない村で受け継がれていた物語は、そこで暮らして老婆がシロクマの子供を育て大きくなった後に野生のシロクマと見分けるために半分を黒に塗った。

 しかし、そのことを知らない狩人が間違ってそのシロクマを殺してしまった。

 そのことを知らない老婆はシロクマが帰って来るのを待ち続けて石になってしまった。

 その後、石になった老婆の唇にアザラシの脂をなるとシロクマが獲れるという話になった。

 ざっくり言うとこんな物語が今も受け継がれているそうです。

 誰が何のためにその物語を作ったかどうかは分からないんですが、文字ではなく言葉のみで受け継がれてきています。

 誰かが物語を作って語り継いでいる。
 
 日本でもそんな物語が数多くあります。

 きっと世界中にあるんだと思います。

 人は生きている中で物語を必要としているんだと思います。

 SNSによってその物語はさらに多種で多様になっていますが、誰かに望まれたからとかではなく物語を作りたいという欲求があるんだろうなということを感じました。



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