『あの子とO』万城目学

 
万城目学さんの新作『あの子とO』を読みました。

 『あの子とQ』の続編で青春ヴァンパイア小説です。

 ヴァンパイアが主人公なんですが、怖い話や人が吸血鬼に変わってまた人を襲うみたいな話が中心になっているわけではありません。

 ただ今作は少しだけヴァンパイアの謎について書かれている章もあったので、物語が今後も続いていくんだろうなということを感じさせてくれました。

 ぜひ続編を期待したくなる1冊でした。

 先週の一斉読書週間をうまく活用して先週は本を2冊、読み今は3冊目に入っているんですが長編ということもあり少し時間がかかりそうです。

 単純に時間が取れないというより本を読む時間を生活の中に組み込むことでリズムが生まれることを実感しています。

 習慣がというのは人の行動を自動化してくれるもので、それがあることで生活のリズムを作ることが出来る。

 毎日、同じ行動を取ることを嫌がる人もいると思いますが人はただ生きているだけでも3万5千回あるといわれています。

 その選択を自動化することが出来れば他に考える時間が増える可能性は大いにあります。

 いつ読書をするか、どのタイミングでするかを考えるより朝、起きて15分は必ず読書するという習慣にするのもありなのかなと思ったりしました。

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