社長なのに”下っ端の名刺”で仕事をする友人の話

 桃野泰徳さんの「社長なのに”下っ端の名刺”で仕事をする友人の話」を読みました。

 相変わらず学ぶことの多い内容でした。

 桃野さんの友人の会社経営者は、普段は「開発部主任」として現場で働き、必要時のみ「代表取締役」の名刺を出すというスタイルで仕事をしています。

 ある時、商談相手の営業部長が、相手が「主任」だと判断して、発言の本質を軽視して、意思決定権のある人に会いたがるという事態がありました。

 その対応を見て、何を言っているかで判断しない人とは付き合えないと商談を終えます。
  
 そこから多くの人が持ってしまう先入観やバイアスの危険性を指摘してくれます。

 子どもが言っていること、素人が言っていることなど「属性」で本質をついているのにも関わらず、話の価値を判断してしまう場面は本当に多くあります。

 学校でも子供が言っているからというだけの理由で話が進んでいないことを見かけます。
 
 現代では、Googleなどの検索ツールでさえ情報評価に「誰が言っているか(権威性)」を重視されてしまっています。
 
 自分で検索しているつもりでも、すでに誰が言っているかによって判断してしまっている危険があるということです。

 そんな時代の中では情報の価値を“誰か”で判断するのではなく、“中身”で判断できるかどうかが「器の大きさ」にかかってくると書かれています。

 「人は、その人の器で学べることしか学べない」という言葉があるように、誰からでも学ぼうという姿勢を持てるかどうかはとても大切だなとあらためて感じます。

 教師がどんなことからでも、学ぼうという姿勢を持てていれば生徒の発言であろうが権威ある人の発言であろうが、学ぶことが出来ると思います。

 「人は、その人の器で学べることしか学べない」という言葉はしっかりと胸に持っておこうと思います。

  


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