Career Guidance(キャリアガイダンス) vol.453

　リクルート社が発行している「キャリアガイダンス」を読みました。

　特集「私を創っていく機会と選択」はとても面白かったです。

　クランボルツ教授の計画的偶発性理論を体現されている４名のインタビューはどれも参考になるキャリアでした。

　自分が起こした意図的な機会と外部要因で起きた偶発的な機会をどう捉え、どう選択してきたのか。

　キャリアに正解はないというのがよく分かる実例ばかりでした。

　その後の「生徒の開かれたキャリアのために、先生ができること」も面白かったです。

　やってみたいなと思えるアイディアがいくつもありました。

　その中の１つ鹿児島の出水商業高校が行っている地元の企業の人々とともに放課後にワークショップを行う「SAN楽LABO」はやってみたいなと思いました。

　鹿児島テレビで取材されていたんですが、面白そうだなと思いました。

　同時にこれは出来そうだなとも思ったので実際に形にしていけるように動いていこうと思います。

　

　いろんな実践にヒントがある
　
　出水市でうまくいっていることをそのまま自分の学校でやっても上手くいきませんが、具体を抽象化していけば共通点が見つかりますし、出来る具体も見つかります。

　実際に活動されていることの中にはそんなヒントがたくさん詰まっています。

　今の勤務校が抱える課題とどんな部分が共通していて、地域の課題ではどこが共通しているのか。

　地域にどんな人がいて、どんなニーズがあるのかを考えて結びつけていけば自分の場所で出来ることは見えてきます。

　これからも様々な具体を学んで、抽象化して具体と抽象を行き来していこうと思います。