Career Guidance キャリアガイダンスvol.452
 
 
キャリアガイダンスvol.452を読みました。

 特集テーマが「AIとどう向き合うか」だったんですが、とても面白かったです。

 AIと高校生のリアルというアンケートデータも面白く、目の前にいる生徒もかなり多くの生徒が日常的に生成AIを使っているなと感じています。

 AIがなくなる未来はやってこないので、今後もどうやって使っていくかを試行錯誤していこうと思っています。

 特集の中で面白かったのは「AI×技術伝承」の組み合わせでした。

 東京で働いていた会社員が故郷の岩手県に戻り、南部鉄器職人になった時のAIの活用方法がとても興味深かったです。

 伝統工芸である南部鉄器をAIが作るということを目的にするのではなく、一人前になるのに10年かかると言われている育成のプロセスにAIを活用することを目的にしています。

 伝統工芸に限らず育成プロセスに積極的にAIを活用するというのはどの分野においてもかなり大事な発想だと感じました。

 熟練職人の思考を再現するAI師匠を作ることで守破離の「守」の部分の最終点まで早く到達できるようになり、技術伝承の問題が解決していくかもしれないと考えています。

 実際に現在進行形でAI師匠の実現に向かって進んでいるらしくとても興味深いなと思いました。

 これを読みながら思いついたのは大学のゼミの先生のAI化でした。

 ゼミの先生はかなりの質問と答えの動画データをネット上に残してくれています。

 ということは「守」の部分に関してはAIにその膨大な動画データを分析してもらえば実現可能ではないのかなと思いました。

 AIによるアバターの作成も可能になっています。

 今年度で退官される前に膨大なデータとインタビューを重ねれば完全なアバターが出来るんじゃないかなんてことを考えて楽しくなってしまいました。

 
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