『フェイクマッスル』
フェイクマッスルを読みました。
雑誌で面白いと紹介されていた本を図書館で検索してみると発見できたので借りてみました。
江戸川乱歩賞を受賞した作品ということで、作品最後の審査員の講評も面白かったです。
審査員それぞれの目線があって、全員一致というわけではないのが面白かったです。
審査員を務めるほどの小説家なのでそれぞれの読みがあって、なおかつそれをはっきりと文章にして書かれているので、そういう読み方もあるんだなあと感心させられました。
小説の内容はあるアイドルが3ヶ月で肉体改造をしたが、あまりの変貌ぶりからドーピングの使用が疑われるんですが、本人は使用を完全に否定したまま、ジムを経営します。
それを主人公である週刊誌の記者が潜入取材をして真相を確かめていくという内容になっています。
とんでもない謎や展開があるというわけではなかったんですが、読み終わって謎が残ることがないすっきりしたミステリーだったなという印象です。
文章のリズムがあっていたのか、どんどん読み進めることができました。
名前は知っていたんですが、江戸川乱歩賞も70回目ということで賞に選ばれるということはやはりそれだけで価値があるんだなと思いますし、読む本に悩んだ時の1つの基準にしてもいい気がします。
賞に選考されていてとんでもなく外れだっという本はないように思います。
フェイクマッスルを読みました。
雑誌で面白いと紹介されていた本を図書館で検索してみると発見できたので借りてみました。
江戸川乱歩賞を受賞した作品ということで、作品最後の審査員の講評も面白かったです。
審査員それぞれの目線があって、全員一致というわけではないのが面白かったです。
審査員を務めるほどの小説家なのでそれぞれの読みがあって、なおかつそれをはっきりと文章にして書かれているので、そういう読み方もあるんだなあと感心させられました。
小説の内容はあるアイドルが3ヶ月で肉体改造をしたが、あまりの変貌ぶりからドーピングの使用が疑われるんですが、本人は使用を完全に否定したまま、ジムを経営します。
それを主人公である週刊誌の記者が潜入取材をして真相を確かめていくという内容になっています。
とんでもない謎や展開があるというわけではなかったんですが、読み終わって謎が残ることがないすっきりしたミステリーだったなという印象です。
文章のリズムがあっていたのか、どんどん読み進めることができました。
名前は知っていたんですが、江戸川乱歩賞も70回目ということで賞に選ばれるということはやはりそれだけで価値があるんだなと思いますし、読む本に悩んだ時の1つの基準にしてもいい気がします。
賞に選考されていてとんでもなく外れだっという本はないように思います。
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