地雷グリコ 青崎有吾
『地雷グリコ』を読みました。
前から気になっていた本だったんですが、とても面白かったです。
きっと映画化される1冊になると思います。
映像化されることが前提となっているのかなと思うくらいの作品でした。
物語は女子高生の射守矢真兎が作中のオリジナルゲームで対戦していくという内容なんですが、オリジナルゲームがとても面白い。
表題の「地雷グリコ」は多くの人が経験あるだろう階段をじゃんけんして登っていくゲーム「グリコ」がベースとなっています。
子どもが微笑ましくやるゲームに地雷という要素を加えるだけでお互いの心理を読み合うスリリングな展開になります。
作者の青崎さんがインタビューで福本伸行先生の『賭博黙示録カイジ』や迫稔雄の『嘘食い』の話をされているんですが、物語としてはカイジや嘘食いを少し爽やかにした感じをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
他のゲームも「だるまさんが転んだ」「百人一首の坊主めくり」「じゃんけん」など
誰もが1度は経験したことがあるであろうゲームに1つだけ要素が加えられたものばかり。
そのゲームを主人公の射守矢真兎と対戦相手と頭脳戦を繰り広げていく。
どのゲームも読み手に情報を提示されているので、登場人物2人のやり取りに加えて読み手も考えることが出来ます。
とても面白いミステリーでした。
『地雷グリコ』を読みました。
前から気になっていた本だったんですが、とても面白かったです。
きっと映画化される1冊になると思います。
映像化されることが前提となっているのかなと思うくらいの作品でした。
物語は女子高生の射守矢真兎が作中のオリジナルゲームで対戦していくという内容なんですが、オリジナルゲームがとても面白い。
表題の「地雷グリコ」は多くの人が経験あるだろう階段をじゃんけんして登っていくゲーム「グリコ」がベースとなっています。
子どもが微笑ましくやるゲームに地雷という要素を加えるだけでお互いの心理を読み合うスリリングな展開になります。
作者の青崎さんがインタビューで福本伸行先生の『賭博黙示録カイジ』や迫稔雄の『嘘食い』の話をされているんですが、物語としてはカイジや嘘食いを少し爽やかにした感じをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
他のゲームも「だるまさんが転んだ」「百人一首の坊主めくり」「じゃんけん」など
誰もが1度は経験したことがあるであろうゲームに1つだけ要素が加えられたものばかり。
そのゲームを主人公の射守矢真兎と対戦相手と頭脳戦を繰り広げていく。
どのゲームも読み手に情報を提示されているので、登場人物2人のやり取りに加えて読み手も考えることが出来ます。
とても面白いミステリーでした。
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