教員不足をどうやって解消するのか
昨日の記事で教員不足をどう解消するのか?という内容を書きましたが、奈良県の生駒市で実際に教員不足解消に取り組まれているという記事をみました。
取り組まれている中心は生駒市の教育委員会の杉山さん。
とても尊敬している方でいつも刺激をいただいています。
今、どこの学校でも起きている教員不足の原因は休職や産休や育休、早期退職などで発生する教員不足のことが多いです。
教員免許を所持していてなおかつ週に何時間かだけ働ける人はなかなか見つけることができずに、当面の間は在職する職員でサポートに入ったり、管理職が授業を行ったりしているのが現状です。
その当面の間はほとんどの場合、年度末まで続いてしまう。
結果、先生の多忙化がどんどん積み重なり余裕がなくなっていくという悪循環が発生しています。
僕もなんとなく年度途中で週に何時間かだけ働いてくれる人なんて見つからないと思っていました。
しかし、本当に週に何時間かだけ働きたいと思っている人はいないのか?
そういうニーズがないのかを丁寧に聞き取りしていったのが今回の取組だと思います。
実際に教員免許を持っていて、週に何時間か働いてみたいと思っているけれどいきなり1人で任されるのは不安、近くの小学校で短時間なら働きたいかもといった希望を持っている人はいるというのが結論です。
登録する側からするといろんな希望があるので、とりあえず講師登録をしておこうというのはわりとハードルが高いことだと思います。
杉山さんの取組を知った後に実際に自分の周りで教員免許を持っている人に話を聞くと、「週に何日か近くの学校で子どもを送った後の数時間なら働いてもいいと思ってますけどそんな条件ないですよね。」と言っていました。
そして、「そもそもそういうのを伝える場所がない」と言っていました。
そういうニーズを丁寧に聞き取りしていったのが生駒市の取組なんだと思います。
実際に実施した内容を杉山さんのインタビューから引用させてもらいます。
一人一人と面と向かって話し合い、何に不安を感じているのか、どんな条件なら働けるのかを聞いていくことでマッチングしていく。
そのマッチングがうまく行き始めることで、登録してみようという人も増えていく。
1人の欠員を1人で埋めるのではなく複数の人で埋めていくという選択肢も増えていきます。
人と人が向き合って課題を解決していく取組、広がっていくといいなと思いました。
昨日の記事で教員不足をどう解消するのか?という内容を書きましたが、奈良県の生駒市で実際に教員不足解消に取り組まれているという記事をみました。
取り組まれている中心は生駒市の教育委員会の杉山さん。
とても尊敬している方でいつも刺激をいただいています。
今、どこの学校でも起きている教員不足の原因は休職や産休や育休、早期退職などで発生する教員不足のことが多いです。
教員免許を所持していてなおかつ週に何時間かだけ働ける人はなかなか見つけることができずに、当面の間は在職する職員でサポートに入ったり、管理職が授業を行ったりしているのが現状です。
その当面の間はほとんどの場合、年度末まで続いてしまう。
結果、先生の多忙化がどんどん積み重なり余裕がなくなっていくという悪循環が発生しています。
僕もなんとなく年度途中で週に何時間かだけ働いてくれる人なんて見つからないと思っていました。
しかし、本当に週に何時間かだけ働きたいと思っている人はいないのか?
そういうニーズがないのかを丁寧に聞き取りしていったのが今回の取組だと思います。
実際に教員免許を持っていて、週に何時間か働いてみたいと思っているけれどいきなり1人で任されるのは不安、近くの小学校で短時間なら働きたいかもといった希望を持っている人はいるというのが結論です。
登録する側からするといろんな希望があるので、とりあえず講師登録をしておこうというのはわりとハードルが高いことだと思います。
杉山さんの取組を知った後に実際に自分の周りで教員免許を持っている人に話を聞くと、「週に何日か近くの学校で子どもを送った後の数時間なら働いてもいいと思ってますけどそんな条件ないですよね。」と言っていました。
そして、「そもそもそういうのを伝える場所がない」と言っていました。
そういうニーズを丁寧に聞き取りしていったのが生駒市の取組なんだと思います。
実際に実施した内容を杉山さんのインタビューから引用させてもらいます。
「各自治体も講師登録の説明会を開いていますが生駒市では昨年度、学校で働きたい方に向けた就労相談会に来た103人の一人一人に40分から1時間程度の個人面談をして働きたい人の細かいニーズを聞くことに力を入れました。『こういう働き方だったらこの学校はどうですか』と丁寧にマッチングしました」誰か特定の人に対して呼びかけをしてもなかなか届きません。
一人一人と面と向かって話し合い、何に不安を感じているのか、どんな条件なら働けるのかを聞いていくことでマッチングしていく。
そのマッチングがうまく行き始めることで、登録してみようという人も増えていく。
1人の欠員を1人で埋めるのではなく複数の人で埋めていくという選択肢も増えていきます。
人と人が向き合って課題を解決していく取組、広がっていくといいなと思いました。
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