『東大よりも世界に近い学校』日野田直彦

 日野田さんの講演を聴き、その足で近くの書店で購入して一気に読み切りました。

 日野田さんのプレゼン、プレゼンのことをプレゼントと話されていたんだですが、受け取ったものをムダにしたくないと思い、購入しました。

 2050年を見据えて教育する。

 2050年の未来を生きる子どもと関わることが出来る仕事は教育しかない。

 実は去年にも日野田さんの話を聞き、今回で2回目だったんですが1回目よりグッと心に響くものがありました。

 それは講演が終わった後の昼休みで外に行こうとした時に聞こえてきた声が影響しているんだと思います。

 「面白かったけど、理想論」

 誰が言ったかというより、ああ本当によく聞く言葉だけど、ここでも聞くんだなと思いました。

 そして自分も少しそんなことを思っていなかったか?と…

 日野田さんが今まで重ねてきた具体的な成功や失敗を聞いてもなお、発せられる感想。

 日野田さんだから出来る、私立だからできる、〇〇だから・・・

 1人の人間としてそう思うのは自由かもしれませんが、教師として子どもに立つのならば、僕はその言葉を使う教師に子どもを見てもらいたくないなと思ってしまいます。


 できない理由探し、やる前に出来ないと決めつける心はいつから発生してしまうんでしょうか。

 4歳ともうすぐ2歳になる子どもは、それは出来ないだろということを躊躇なくやろうとします。

 そんなとこからジャンプしたら危ないでというところから急にジャンプしたりします。

 そして怪我をして泣いて、またすぐに同じことをしようとします。

 怖がってないからなのか、そこまで大きな怪我になりません。

 出来ない理由探しや、やる前から諦めるなんてことはまったくありません。

 きっとみんなそうだったはずです。

 それがいつの間にか、理想論だ、〇〇だから出来るんだといった出来ない言い訳探しに時間を費やすようになります。

 目の前にいる大人が挑戦しないのを見て挑戦するっていいな、失敗してもいいんだと思えるでしょうか。

 僕が生徒ならそんな先生に応援されても響かないと思います。

 僕自身も日野田先生の話を聞いてまだまだ挑戦できてないし、変化できていないなと感じることばかりでした。

 話を聞きながら出来ない理由を探そうとしている部分もありました。

 だからこそ、昼休憩の言葉が胸に突き刺さったんだと思います。

 だからこそ、本を買い読み切り、感想を日野田先生の所属する活育財団にメールしました。
 
 この気持ちを忘れないでいようと思います。

 なので、もし僕が失敗を怖れていたら、変化を怖がっていたら、挑戦する人を応援できていなかったら遠慮なく言ってください。

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