教員の職業生活に関する定量調査

 パーソナル総合研究所が調査した教員の働き方、幸せに関する結果が公開されました。

 とても興味深い内容で、思っていたことと違っていることも思っていたのと近いなと感じる部分もありました。

 いくつかあるんですが、1つとして自分が教員であることに誇りを感じる教員は約6割でありながら、教員という職業を友人・知人、家族に勧めたいと思う教員は約2割という結果が示されているというのは興味深かったです。

 誇りに感じる理由として他者貢献や役割認識、自己成長といった因子が影響を与えていて、勧めない理由として評価不満やオーバーワーク、疎外感が影響している。

 実際にこどもや周りの人に教師になってほしいと言っている人は少ない気がします。

 僕はこどもがやりたいと思ったらやったらいいと思っています。

 ただ周りに勧めないということは、教員は自分の他者貢献や自己成長に対して、十分な評価がされていないと感じていることが理由かもしれません。

 教員不足解消や働き方改革を進めていくうえで、評価に関する不満を克服していくことが重要になってくるんだなと感じました。

 教員の学びに関しては思っていた以上のデータだったので少し驚きました。

 業務時間外で学んでいる教員は正直あまり多くないと勝手に思っていました。

 しかし、高校では60%程度の人が業務時間外に何らかの学びを行っているということでした。

 この数字は、教員以外の就業者の56%が業務時間外に特に何も行っていないと比較するとかなり高いです。

 僕自身が学ばない先生が多い、学んでいない先生が多いというイメージを持っていたのは勘違いだっということなんですが、そのイメージはいったいどこで出来上がってしまったのだろう・・・

 さらに業務以外での学びをしている教員はリフレッシュ因子も高く、充実した生活を過ごせている傾向が強く、教員・管理職として働き続けたい割合も高い傾向にあるので、業務時間外の学びはとても大切なんだと感じました。

 また部活動の顧問に関するデータも興味深く、部活動顧問をやりたくてやっている割合は高校主顧問で47.1%、中学校主顧問で40.4%となっていて、やりたくてやっている教員は部活動がリフレッシュ因子を高め、オーバーワーク因子を下げる要因となっているというデータも出ていた。

 部活動問題を考えるうえで、やりたくてやっている教員に対してどう対応していくか、やりたい教師を外部指導員として働ける環境にすることが出来るのかといったことを考えなくてはならないと感じました。

 他にも様々なデータが紹介されているので、ぜひ1度みてほしいと思います。


 

IMG_9114