『ポストイクメンの男性育児』平野翔太
とても面白かった。
男性育児について考えている人にとっては必読書といってもいいと思います。
男性で育休を取得する人や取得したいと考えている人は少しずつ増えてきて、社会全体としても男性育休への理解は進みつつあるように感じます。
実際に取得する人を増やすために、2023年4月に施行された改正育児・介護休業法では、労働者が1,000人を超える事業主は、育児休業等取得の状況を1年に1回公表することが義務付けられました。
制度は整ってきたけれど
ただ実際に長期間の育児休業を取る男性の割合は低いままであることは確かです。
単に制度を整えれば増えるというわけではないと思います。
なぜなら世界的に見ても日本の育児休業の制度は充実していて、育児休業中の休業補償などは世界トップクラスの手厚さとなっています。
これから男性育児を考えていくうえで重要になってくるのはハード面ではなく、ソフト面の充実だと思います。
『ポストイクメンの男性育児』はまさにソフト面の充実のための手立てが、インタビューやデータとともに書かれています。
男性育児が直面している問題は、男性は育児を支える側だという面だけが強調されて、自分が支援を受ける側だという自覚がないということです。
男性育休を取得する=育児に対して意識が高い、育児を支える、といったイメージを持たれてしまい男らしく支えなくてはという無意味な「男らしさ」に自分が苦しめられてしまいます。
実際に育児休業をとって感じたのは、周りからの育児に前向きだ、家事育児をしっかり手伝っているんだろうなという思い込みや期待と、自分の育児や家事の出来なさのギャップでした。
周りが思っているほど何も出来ていないのに、協力的だねと言われたりするたびに、母親のほうが何倍も何十倍も頑張っているんです・・・という気持ちになりました。
多くの男性は育児に関することをほとんど学ぶことなく、育児休業に突入します。
育児休業を取る直前までフルタイムで働きづめなんてことはよくあります。
育児へのやる気は満々だけど、実際に何をするかをイメージ出来ていない。
なので、育児休業に入ってみたものの何をしていいか分からない、何から手をつけていいか分からないと戸惑っているうちに母親から頼りにできないレッテルを貼られることになります。
男性も育児をする側であって、支えも必要なのにも関わらずその助けを求める先はない。
これからの男性育児のあり方を考えるうえでのヒントが詰まった1冊です。
育児はこどもが生まれてから育児休業が終わるまでのものではありません。
育児は数十年スパンで両親が向き合っていくものだという考えがとても大切なんだということを改めて感じることが出来ました。

とても面白かった。
男性育児について考えている人にとっては必読書といってもいいと思います。
男性で育休を取得する人や取得したいと考えている人は少しずつ増えてきて、社会全体としても男性育休への理解は進みつつあるように感じます。
実際に取得する人を増やすために、2023年4月に施行された改正育児・介護休業法では、労働者が1,000人を超える事業主は、育児休業等取得の状況を1年に1回公表することが義務付けられました。
制度は整ってきたけれど
ただ実際に長期間の育児休業を取る男性の割合は低いままであることは確かです。
単に制度を整えれば増えるというわけではないと思います。
なぜなら世界的に見ても日本の育児休業の制度は充実していて、育児休業中の休業補償などは世界トップクラスの手厚さとなっています。
これから男性育児を考えていくうえで重要になってくるのはハード面ではなく、ソフト面の充実だと思います。
『ポストイクメンの男性育児』はまさにソフト面の充実のための手立てが、インタビューやデータとともに書かれています。
男性育児が直面している問題は、男性は育児を支える側だという面だけが強調されて、自分が支援を受ける側だという自覚がないということです。
男性育休を取得する=育児に対して意識が高い、育児を支える、といったイメージを持たれてしまい男らしく支えなくてはという無意味な「男らしさ」に自分が苦しめられてしまいます。
実際に育児休業をとって感じたのは、周りからの育児に前向きだ、家事育児をしっかり手伝っているんだろうなという思い込みや期待と、自分の育児や家事の出来なさのギャップでした。
周りが思っているほど何も出来ていないのに、協力的だねと言われたりするたびに、母親のほうが何倍も何十倍も頑張っているんです・・・という気持ちになりました。
多くの男性は育児に関することをほとんど学ぶことなく、育児休業に突入します。
育児休業を取る直前までフルタイムで働きづめなんてことはよくあります。
育児へのやる気は満々だけど、実際に何をするかをイメージ出来ていない。
なので、育児休業に入ってみたものの何をしていいか分からない、何から手をつけていいか分からないと戸惑っているうちに母親から頼りにできないレッテルを貼られることになります。
男性も育児をする側であって、支えも必要なのにも関わらずその助けを求める先はない。
これからの男性育児のあり方を考えるうえでのヒントが詰まった1冊です。
育児はこどもが生まれてから育児休業が終わるまでのものではありません。
育児は数十年スパンで両親が向き合っていくものだという考えがとても大切なんだということを改めて感じることが出来ました。

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