役割と権威

 たびたび紹介させてもらっている桃野泰徳さんの「役割と権威」のブログが良かったので紹介させてもらいます。

 車の教習所の教官の怖くて辞めたという大学生の話から、自身が過去に教習所の教官にぶち切れした話を思い出し、なぜ教官は偉そうなのかを推測していくという内容です。

 与えられた「役割」に慣れすぎて、しだいに自分に「権威」があると勘違いしてしまう。

 役割が与えられたから偉いわけでもなければ、役割が尊敬されるわけでもない。

 「役割」はあくまで「役割」にすぎないということを忘れてはいけない。
 「上司に与えられた役割は、例えば数字を作り、あるいは組織としてお取引先様とのやり取りをスムーズに進めるための取りまとめ役である。それ以上でも、それ以下でもない。」
 にも関わらず、偉そうにしたり命令口調で話す上司がいかに多いか。

 学校現場に置き換えても「役割」と「権威」を勘違いしている人が多い気がする。

 教師という「役割」はけして子供を叱ったり、子供を怒って何かをさせるものではない。

 ムダに偉そうに話したり、命令する必要はまったくない。

 大学時代の部活動の監督に言われた言葉がある。

 その監督のことはあまり好きではなく、監督という名の権威に権威を笠に着ているような人だったのでお前が言うなよと思いつつも、記憶に残っている。

 「若い内から先生、先生と年上の保護者や近所の人に言われても勝手に勘違いするなよ、先生と呼んでくれるのは子供という人質を預けているからで、お前のことを本気で先生と思って言っているわけじゃないからな。もし勘違いしてそうだったら、俺が許さへんからな。」

 あなたに許してもらう筋合いはまったくないですし、あなたも監督、監督と言われているのはチームの出場選手を選ぶ権利を持っているからですよ。と思いながらもその言葉は忘れずに胸にしまっている。

 先生という役割についているからといってそこに権威もなければ、先生だから尊敬されるというものではない。

 役割と権威を勘違いしてはいけない。
 
 このことを改めて胸に刻んでおこうと思う。

  

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