フォレスト祭に出店

 日高川町で行われたフォレスト祭に出展してきました。

 準備って大事

 まず何よりも今回のフォレスト祭で実感したのは準備って大事ってことです。
  
 とても当たり前のことですが、準備の時にどれだけ具体的にイメージすることが出来ているかは本当に大切だなと実感しました。

 (1)ドリップするまでの時間の想定

  今回は珈琲をドリップしてホットコーヒーで提供したんですが、ドリップの練習はしたんですが4人分の珈琲が落ちきるまでの時間を計っていませんでした。

 そんなに多くの人が来ないだろうという予測で、ドリップする用具を1セットと保温用のポットを1つしか準備していませんでした。

 想定以上の人が来ていただいたので、ドリップが落ちきった瞬間に次を開始しても到底、間に合わない感じになりました。

 珈琲ドリップは慌ててやると味が変わるので、ゆっくりやるしかありません。

 ということは用具のセットを増やす準備をしておく必要がありました。

 また珈琲を入れておくサーバーを増やしても注ぐポッドが1つしかないので注げない。

 作る練習をしても、作って届けるイメージが出来ていなかったなと反省です。

 かなりの数のお客様をかなり待たせてしまったので、ここは次回から改善していかなくてはいけないと思いました。

 そしてこの想定を、ドリップの練習した段階で生徒と一緒に気づくことが出来なかったというのも反省です。

 準備というのが、ざっくりなんとなく考えるのではなくいかに自分事にして想像できるか。

 まだ出店機会があるので、このあたりは生徒と一緒に話して準備しておこうと思います。

 (2)生徒は凄い

 フォレスト祭には家族も参加していたので、僕自身がほぼというかまったく珈琲を作ったり会計をしたりしていませんでした。

 店をほぼ高校生で運営していました。

 途中でポットが足りない、水が足りない、珈琲の粉が足りないなどなど

 お客さんが大量に待っている、間に合わないなどのお客様対応。

 ほぼ全部を生徒達が乗り切っていました。

 やっぱり集団って凄いなと思いました。

 (3)高校生を応援してくれる人は多い

 大量に購入してもらったんですが、理由として高校生がやっているというのはかなりあった気がします。

 実際に珈琲を販売している店舗は複数あり、中津より値段帯は安いところも高いところもあったんですが、本当に多くの方が購入してくれました。

 どの方も温かい目で高校生を見てくれて、応援してくれる人もたくさんいました。

 高校生が頑張っているから買うよという人がいる、つまり高校生の頑張りに対して投資してくれる人がいるということです。

 この視点はかなり大事だと思っていて、自分たちの頑張りに投資してくれる人がいるということを理解することで、どんな販売方法を取るべきか、どんな商品にするべきかといった考えも生まれてくると思います。

 高校生という付加価値をどう設定していくか。

 やればやるほど学びが多いなと実感しています。

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