ChatGPTのバージョンアップ

 ChatGPTがバージョンアップが発表され正直まだ理解が付いていっていないんですが、やりながら覚えていこうと思います。

 とりあえずとんでもない量のテキストデータを要約できるという機能が追加されることが分かりました。

 実際に要約機能を活用させてもらっているんですが、要約することで読む量を短縮できることは間違いないですし、要点だけ分かればいい文章もあると思います。

 しかし、要約を読むだけで理解した気になるのは少し危険だなと思っています。

 今も少し難解な本の要約サイトやまとめ動画は世の中に大量にあります。

  「フライヤー」なんかはとてもいい要約が揃っていて、何度も活用させてもらっています。

  何が危険なのか?

 いったい要約の何が危険なのかというと、具体例の多くが省略されてしまうことです。

 要約する時に本文中の具体は省略され、抽象が多く使用されることになります。

 要するに何が書いてたの?の部分だけが要約では使われることになります。

 それの何が問題なの?と感じるかもしれませんが、具体例は筆者が抽象化のために必要だと思って書いている情報です。

 その情報なしでただ抽象化したもので理解した気になっても、自分で他の具体に落とし込めないという事態が生じます。

 本の中での具体と抽象の往復を読むことで、自分自身に置き換えた時でも他の具体を出すことが出来るようになります。

 要約を活用することはけっして悪いことではないですが、具体を切り捨てているということを意識して読んでおくことが必要だと思います。

 要約を読んだ時に、自分で他の具体に置き換えることが出来るのかを試してみるということが必要だと思います。

 



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