新NISAの基本

 新NISAに備えて本格的に準備を始めていこうと思っています。

 そこで「AERA Money」を手に取ったんですが、かなり内容が充実していました。

 個人的に悩んでいた特定口座から売却して新NISAで買い直すべきかという問題に対してかなり具体的にシュミレーションをしてくれていました。

 詳細は読んでもらえたらと思うのですが、新NISAで長期運用をするなら出来るだけスムーズに新NISAの枠内で買い直すほうがいいんだろうとなりました。

 後は米国株式(S&P500派)と全世界株式派の論争も具体的なデータをもとに検証してくれていました。

 個人的には新NISAは全世界株式1本でいこうと考えています。

 かなり具体的な銘柄を用いた比較が行われているので、これから実際に投資を考えている人にはかなりお勧めです。

 手数料も現時点の最強銘柄と後追い組の比較もあって、勉強になりました。

 インタビューも興味深かった。

 後は山崎元さんがステージ4の癌になられて闘病生活であることを知りました。

 その中で山崎さんが残りの人生をどう生きるかは投資とは関係なく、考えさせられた。

 発売予定の新刊、「息子に伝える働き方と金の扱いの本」は絶対に購入しようと思いました。

 あとは勝間和代さんのインタビューにあった「お金をケチりすぎる人はつながりを失う」という考方はとても参考になるし、注意しておかないといけないなと感じました。

 食事の席で勝間さんはお酒を飲まないらしいのですが、お酒を飲んでいないから安くしてとは言わないし、思わないそうです。

 それはお酒を飲まないというのは自分の選択であってお酒を飲む・飲まないに配慮を求めると相手の付き合いのコストが上がるし、飲まない分だけ食べているかもしれないと考えるからだそうです。

 人とのつながりは幸福度と健康度の両方の向上につながります。
 
 目先のお金だけで判断しないことが大切だというのは、本当に重要な考えだと思います。

 新NISAを考えている人にはお勧めの1冊でした。

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