ロボコップ導入

 NY市警が深夜の時間帯の地下鉄にロボコップを導入するというニュースを見ました。

 昔、映画になっていたロボコップがいよいよ現実になってきたんだなと感じています。

 もちろん映画のように銃を撃ち犯人逮捕をするわけではありませんが、非常ボタンがついていて、利用者が押すと24時間態勢で市警の担当者につながるそうです。

 ビデオ録画も行っているので、捜査にも貢献できるということでした。

 技術的には特に新しいものはないかなと思うのですが、個人的に注目したのは使用する料金に関してです。

 リース料は1時間9ドル(日本円では1,333円)で、NYの最低賃金は約14ドルなので人を雇うよりも安い金額で休憩することなく働き続ける。

 リースの金額を見て、やっぱり機械でも出来る仕事は、どんどん機械がやるようになるんだなと感じました。

 日本でもファミレスなどで導入が進む配膳ロボは価格が下がっていけば、もっと広がるだろうし、コンビニの深夜バイトなんかもロボットのほうが安くなれば導入されていくと思います。

 あとは深夜の警備バイトや、工事現場の道案内などなど機械のコストが下がればなくなってしまうんじゃないかなという仕事はたくさんあります。

 センター試験や資格試験の試験監督なんかも可能なのかなと思ったりします。

 悲観しているわけではなく、そういう未来が確実にやってきていることを伝えたうえで未来を考えていかなくてはならないと思います。

 機械に仕事を奪われる、どうしよう・・・ではなく、機械がやってくれることは機械に任せて何をしようを考えることが出来るか。

 未来を柔軟に生きていくために考えていこうと思います。


 

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