教職研修10月号
 
 教職研修10月号を読みました。

 教頭試験が近づいてきているんですが、なかなか論文練習が出来ていないことに焦ってきました。

 教職研修にはたまに知っている方が登場してびっくりすることがあるんですが、今回は行政職員日記のコーナーに杉山史哲さんが登場されてびっくりしました。

 生駒市の教育委員会で働かれている杉山さんの「講師不足校」ゼロを目指した取組について書かれていました。

 市町村として何が出来るかを考え、実際に行動している内容について書かれていました。

 本当に講師として働ける人はいないのか?条件さえあえば働きたい人はいるのではないか?を探るために市独自で個別面談を行っていったそうです。

 結果として、近所の学校で短時間なら働けるといった細かい希望に対して委員会が個別に聞き取り学校とマッチングしていき、多くの方が学校で活躍されるようになったということです。

 こういった細かい取組を重ねていくことで、講師が安心して働きやすい環境が整っていくんだと思います。

 いきなり講師として入るのは不安という方へのサポートなども計画されているということで、講師不足校ゼロを実現するために着々と進まれているなと勝手に勇気をいただきました。

 【座談会】学校の働き方改革のこれまでとこれから

 中原淳さん、森万喜子さん、神内聡さんの座談会が文章だけなんですが、熱が伝わってきてとても良かったです。

 本気で改革を進めないと、このままじゃ現場は疲弊していってしまうという危機感を感じました。

 その中でも特に校長の責任に関しては本当にそうだなと思いました。

 学校には教育課程編成権という権利があって校長先生は学校でやる内容についてかなりの権限を持っています。

 つまり校長先生が「これはしなくていい」と言うことでなくなるものが多くあるということです。

 何を最優先にすべきかを決めて校長の責任で削っていくことで働き方改革はかなり進むということをあらためて感じました。

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