ふれあい昆虫展

 大阪南港ATCで開催されている「ふれあい昆虫展」に行って来ました。

 クワガタムシに絶賛ハマり中の子供は終始テンション上がってくれていました。

 日本にはいない種類のクワガタの展示や実際にヘラクレスオオカブトに触ったりギラファノコギリと写真を撮れたり、子供は目を輝かせて楽しんでいました。

 クワガタやカブトムシを触って喜んでいる姿を見れてよかったなぁと思いました。

 不思議な感情

 ただ、個人的には狭い空間で逃げないように囲まれたネットの中にいる大量のクワガタとそれを触っている姿を見て不思議な気持ちになりました。

 当たり前ですが、こんな狭い空間に大量のクワガタがいるというのは不自然です。

 不自然を自然として受け入れてしまうんじゃないかという不安。

 実際にクワガタ取りに行けば採れないこともありますし、他の昆虫もたくさんいます。

 樹液の匂いを感じて懐中電灯の光を頼りに探して、なかなか見つからない時間を過ごしたりします。

 その経験が必要かどうかは分かりませんが、クワガタが囲まれた場所に強制的に入れられて、子供たちが無邪気に戦わそうとしているのを見ていると不思議な感情になってしまいました。

 お金を出せば必ず何かが手に入る、時間をかければ必ず成果があるという感覚は教育にもつながっている気がしないでもありません。

 時間をかけて捕りにいったけれど、何もなかったという一見ムダに感じる行為がムダじゃないと思えるかどうか。

 今はお金をかけたり、時間をかければ何かしらの成果が求められている気がしています。


 あと、クワガタは餌場を守るために戦うわけであって何にもないのに戦うわけではありません。

 しかし、イベント中は閉ざされた場所で子供たちはクワガタ同士を戦わせようとしたりしていました。

 自分から参加して、子供が楽しそうにしている横で、こうやってお金を払って、命を見せ物にしているところに参加することが、カブトムシやクワガタムシを売り物にしてお金で買えるもの、売れるものにしてしまっているんじゃないかなという気持ちになりました。

 ケースに入れられて売られているカブトムシやクワガタムシを買う人がいるから、飼いたいとかではなく、単に獲ったりする人がいるわけで、こういう都会のイベントに参加する方自体が本来の自然を壊すのに加担してるともいえるわけで…

 海外のカブトやクワガタもたくさんいて、子供と一緒に凄いなぁとテンションが上がる一方で、こうやって生き物を経済に取り込む人間はいったい何様なんだろうとかも思ったりして…

 子供は満足していたし、僕も基本的には楽しかったんですが、同時に心の中でいろんなことを考えるイベントでした。


IMG_5402

IMG_5404

FullSizeRender

IMG_5418
FullSizeRender
IMG_5409