『Newton 6月号』

 Newton6月号を読みました。

 Newtonを読むと普段の思考のスケールが小さいなと感じます。

 特に今回の特集「こんなに奇妙なダークエネルギー」と「深海の世界」が面白かったです。

 人間が知ったつもりになっている世界は宇宙規模で考えると本当にちょっとしたことでしかなく、地球上の深海ですら分かっていないことだらけだという現実。

 エネルギーは減速していくものという地球上での常識も、宇宙にあるダークエネルギーにはまったく通用せず、むしろ拡大し続け、増大し続けているという事実。

 宇宙の謎を人間が解明するころのはいつになるのか。

 地球誕生からしてもあっという間の人間の歴史は、宇宙から見ると本当に瞬間なんだと思います。

 そう考えると、少しだけ自分の悩みなんてちっぽけだなと気が楽になるので、たまには宇宙のことを考えてみようと思います。

 深海には何がいるのか

 深海には今も発見されていない生物も含め、1000万から1億種の生物が生息しているといわれています。

 生物だけではなくいろんな物質も存在しているといわれています。

 さらに地球の70%を占める海の中で、深海(水深200m以上)の割合は95%と言われています。

 つまり、地球上の67%は深海ということになります。

 深海がまだまだ謎に包まれているということは、地球上もまだまだ謎だらけということです。

 『Newton』を読んで、人間が分かっていることなんてほんとにちっぽけなことなんだなと思って、もっと大きく物事を考えようと思えました。
 

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