※今日は亡くなった父親へのかなり個人的な内容になっています。

年を取らない誕生日

 今年も年を取らない誕生日がきました。

 父親が亡くなってからもう何年目になったのか、生きていたら父親は、いったい何歳になったのか。

 そんなことも最近は気にしなくなりました。

 それでも誕生日以外もたまに父親のことを思い出します。

 亡くなって何年たっても思い出すんですが、思い出す姿はいつまでたっても若いままです。

 今年で40歳になる僕のほうが年を取らない父親より親父になってきました。

 見た目が年上になってもやっぱり父親は父親で、もっというとお父さんです。

 社会人になりたての頃にどこかで「父親ではなく、お父さんは・・・」みたいに話した時にこういう場では父親って言うもんだぞと注意されたのも、お父さんから父親になる前に亡くなったことが理由な気がしています。

 お父さんと子供の関係から、親父や父親と子供の関係に更新されることなく終わってしまったのでやっぱりいつまでたってもお父さんなんだなと感じています。

 今、子供が2人いて、今はまだきっとお父さんと子供の関係なんですが、いつ親父と子供の関係になるのか、楽しみにゆっくりと待っておこうと思います。

 お父さん、僕もお父さんになってもう3年以上たってます。

 お父さんみたいなお父さんになれてる自信はないけれど、見ていてください。

 そしていつかもう1度、会った時はお父さんから親父になるまで付き合ってください。

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