『学び合い』和歌山の会

 2か月に1度、開催されている『学び合い』和歌山の会に参加してきました。

 集まってフリーテーマで話し合う場でゆったりした空気が流れています。

 何かを言っても否定されたり、論破されたりすることはない空間で、もしかすると心理的安全がある場所とはこういう場所なのかなと思ったりします。

 誰かの話をきっかけに話題はいろんな方向に広がっていきます。

 苦手なことをやらないと決めれば他の得意がうまれる

 漢字学習の話をしている中で主催されている先生の話がとても素敵だなと思いました。

 漢字を書くことが苦手で、字を書くのが好きではなかったので仕方ない時を除いては友人や
奥さんに文字を書いてもらうことにした。

 板書も嫌いだったので10年以上前からPowerPointで板書を作るようになった。

 その結果、パソコンに興味を持ちパソコンに詳しくなって、得意になった。

 苦手なことをやらないと困るではなく、苦手なことを徹底してやらずに違うことを得意にすれば困ることはなくなった。

 苦手なことは克服しなくてはならないという考えではなく、苦手なら苦手でいいというマインドを持っていることは、教師としてというより人としてとても素敵なことだなと思った。

 何かをやるには3人の仲間を見つける

 いろんなやりたいことを実行していくには、一人で動いてもなかなかスムーズに進まないという話から3人仲間がいればつぶされないという話が出てきました。

 主催の先生も現職派遣で西川ゼミに所属していたので、きっと同じことを言われたんだろうな、そしてそれをしっかり実行されているんだなと思って勝手に嬉しくなっていました。

 現場に戻って感じたのは同僚の仲間3人や教師仲間3人でもいいんですが、管理職やミドルリーダーが入った3人のほうが圧倒的にスムーズに進むということです。

 自分の学校ではまさにその形が出来ていて、ミドルリーダーとベテランの先生と教頭先生が応援してくれているので、やりたいと思ったことがスムーズに出来ています。

 同じような内容を主催の先生も話されていて、やっぱり『学び合い』の考え方を実践していると行動も似てくるんだなと思って、嬉しくなりました。

 こうやって自分がやっていることを定期的に振り返ったり、確認できたりする場所があるってとても大切なことだと思います。

 『学び合い』に興味がある方や実践していて悩んでいる方、集まっているのは教師だけではありませんので、ぜひご参加ください。

 次回予告

 次回は1月22日(日)多種多様なつながりが生まれるといいのでぜひご参加ください。

 場所は高速で和歌山南を降りてすぐにある東部コミュニティセンターです。

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