地域学習

 育休に少し余裕が出てきたのか、総合的な探究の時間でよくある地域学習についてぼんやりと考えたことがあったのでまとめておこうと思う。

 地域学習でよく見るのは、地元の有名な場所や歴史上の人物なんかを調べてクラスでプレゼンするとかいう形。

 その時によくあるのが最終的に誰に対して、何のためにプレゼンするかもよく分からないままプレゼンを迎える。

 結果的にネットで調べた情報をコピペして並べただけのプレゼンを地元のクラスの人に紹介するという形になる。

 PowerPointのアニメーションなんかを無駄に多用したりするのも見かける。

 聞く生徒もほとんどが地元なんで知っていることが多かったりする。

 もちろん地元だからといって知っていることばかりではないので、「へえ」とか「そうなんだ」といった反応はあるけれどそのレベルで終わる気がする。

 相手をその場所に行かせようとか体験してもらおうという目的がないので仕方ない。

 地元に実際に足を運んだり、インタビューをしたりといろいろやることはあるので、どれもこれもよくないとは思ってません。
 

 オンライン修学旅行プレゼン大会
 
 ただ、僕がやってみたいなと思ったのは、オンラインでどこかの学校の連携して、相手校地元への修学旅行案をプレゼンするという授業。

 相手が来たくなる、楽しみになるプランを作ってプレゼンする。

 条件としては、自分の県だけでなく、自分の学校がある地域も必ず訪れるプランにする。

 後は予算の計算も入れる。

 宿泊施設の料金やご飯のプラン、あとは訪れる施設の料金なんかも計算する。

 団体料金があるのかとかも大事。

 この宿泊施設にした理由はとか、おススメポイントなんかも出てくるだろうし、予算の計算をすると見えてくることもあるはず。

 相手の校種を選ばずにやれば、高校生、中学生、小学生によってプランを変える必要があるからそれも面白そう。

 お互いに評価し合うのも楽しそう。

 行きたくなったか、料金設定はどうだったか、地元の魅力が伝わって来たかという項目も生徒たちで決めてもらうのがよさそう。


 もうやってるよとか、やりましょうという人がいたら教えてください。
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