『日本経済入門』野口悠紀

 野口悠紀さんの『日本経済』入門を読みました。初めて野口さんの経済の本を読んだんですが、きっかけは社会派ブロガーのちきりんさんおススメです。2017年の記事ですが今まさに起きていることが書かれています。モノの値段は下がり、ヒトの値段は上がる。モノというのは機械化されるものや自動化されるもののことです。
 デフレが問題だ!デフレを解消しなくてはならないと言われているけれど、デフレと単純にひとくくりにするのは間違っている。具体的には100均に行けばほとんどのモノは手に入るけれど、そこで働くアルバイトのヒトはなかなか見つからない。ということです。
 


 自動化に慣れる速度は思っていた以上に早そう

 身近にも自動化は進んでいてスーパーのレジやコンビニのレジはどんどん自動化が進んでいます。スーパーの買い物カートで精算できるレジカートなんかもどんどん導入が進むと思います。便利さもあると思いますが、人件費より機械化にかかるコストが下がり始めているということです。
 ここ最近、僕はもうコンビニやスーパー、ファミレスなんかは自動化してしまったほうがいいんだろうなと思っています。人がやるから勝手にサービスが過剰に期待して怒ったりする人がいるんだろうなと思ってしまいます。自動化できない部分を補っているのであって、サービスを提供するために人がやっているのではないのが現状だと思います。
 
 あるファミレスで店員が再度、確認していることに対して「わざわざ紙に書かしているのに確認とかいらないだろう」みたいなことを言って怒っていました。なんかもうバイトの子もかわいそうだったし、この値段でどんなサービスを期待しているんだよと思ってしまいました。
 チップという報酬があるならまだしもバイトの子はマニュアル通りの対応しかしないに決まっています。もちろんアルバイトでも素晴らしいサービスを提供している人もいますが、それはその人が素晴らしいだけです。店側からしてもきっと今はそのお客さんより愛想がなくても仕事をしてくれるバイトの子のほうが必要です。辞められると他に人がいないのが現状です。ただもうじき注文も配膳も自動化したほうがコストが下がるので人がやることで発生していく問題は解決していくと思います。

 温かみがないとか、人の仕事が奪われるではなく、コストを下げて利益を上げるのは企業として当然のことで、ヒトに注文を聞いてもらって人に配膳してもらいたいなら別に費用がかかったり、そういうサービスを提供している店に行くというふうになると思います。

 実際に最近の携帯ショップはそういう傾向が顕著で、アプリを移行するのに1アプリ数千円のお金が必要だったりします。ようは自動化しているんだから自分でやってね。教えて欲しいなら人件費がかかりますよってことだと思います。

 ここを勘違いして昔はもっといろんなことをやってくれたとか、人の温かみがなくなったというのはサービスを勘違いしているんだと思います。そういう考えが教育に対しても無料でサービスを求めすぎることにつながっていると思います。





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