2022年 上半期お勧め小説
2022年の1月から7月までに読んだ本でお勧めの本を紹介したいと思います。夏休みに読書しようと思っている人の参考になったらいいなと思います。今回は小説部門として、次回は教育書などを中心に小説以外の本を紹介したいと思います。
小説だけだと約50冊くらい読んでるんですがその中で5冊を選んでみました。その時のブログの冒頭文とブログのリンクを貼っておきます。
『線は、僕を描く』砥上裕將
『お父さんはユーチューバー』濵口倫太郎
『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬
『その扉をたたく音』瀬尾まいこ
『香君』上橋菜穂子
『線は、僕を描く』砥上裕將
小説を読んでいて良かったなと思うことが多々あります。それは心が揺さぶられる小説に出会ったときです。『線は、僕を描く』はまさに心が揺さぶられた小説でした。砥上裕將さんのもう1作『7.5グラムの奇跡』もお勧めです。
『お父さんはユーチューバー』濵口倫太郎
この本は厳密には2021年の後半に読んだんんですが、文庫化されたのが最近ということで紹介させてもらいます。僕は涙なしには読めなかったです。
『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬
496ページと長編ですが一気に読めました。というか一気に読んでしまいました。最初、登場人物の名前がスッと頭に入ってこないんですが、読み進めていくと、ほんとに頭の中で登場人物たちが動き始める感覚になります。小説の人物の行動に手に汗を握りながら読むという感覚になりました。
『その扉をたたく音』瀬尾まいこ
29歳で自称ミュージシャン宮路がある日、演奏で訪れた老人ホームで天才的なサックスを吹く青年と出会う。青年のサックスに心を打たれた宮路はもう1度、演奏を聴こうとホームに訪問する。ホームの老婆にどうせ来るならと買い物を頼まれる。青年のサックスが目的だったのに知らないうちにホームの老人たちと打ち解けていく。同時に青年も心を開いてくれるようになり、一緒に演奏するようになる。演奏の練習をしていくうちになぜ青年の音楽は心に響き、自分の音楽は響かないのか気づき始める。誰かに届けようとするのか、ただ自分のたまに演奏するのかによって奏でる音色は変わっていく。
『香君』上橋菜穂子
上橋菜穂子さんの最新作。今作も本当に面白かった。数年前に初めて読んだ上橋さんの『鹿の王』、『獣の奏者』などの作品。いつも実在しない世界に連れて行ってくれます。読んでいくうちに本の世界の中に入り込んでしまいます。どの作品も本当に没入観が凄いです。
2022年の1月から7月までに読んだ本でお勧めの本を紹介したいと思います。夏休みに読書しようと思っている人の参考になったらいいなと思います。今回は小説部門として、次回は教育書などを中心に小説以外の本を紹介したいと思います。
小説だけだと約50冊くらい読んでるんですがその中で5冊を選んでみました。その時のブログの冒頭文とブログのリンクを貼っておきます。
『線は、僕を描く』砥上裕將
『お父さんはユーチューバー』濵口倫太郎
『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬
『その扉をたたく音』瀬尾まいこ
『香君』上橋菜穂子
『線は、僕を描く』砥上裕將
小説を読んでいて良かったなと思うことが多々あります。それは心が揺さぶられる小説に出会ったときです。『線は、僕を描く』はまさに心が揺さぶられた小説でした。砥上裕將さんのもう1作『7.5グラムの奇跡』もお勧めです。
『お父さんはユーチューバー』濵口倫太郎
この本は厳密には2021年の後半に読んだんんですが、文庫化されたのが最近ということで紹介させてもらいます。僕は涙なしには読めなかったです。
『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬
496ページと長編ですが一気に読めました。というか一気に読んでしまいました。最初、登場人物の名前がスッと頭に入ってこないんですが、読み進めていくと、ほんとに頭の中で登場人物たちが動き始める感覚になります。小説の人物の行動に手に汗を握りながら読むという感覚になりました。
『その扉をたたく音』瀬尾まいこ
29歳で自称ミュージシャン宮路がある日、演奏で訪れた老人ホームで天才的なサックスを吹く青年と出会う。青年のサックスに心を打たれた宮路はもう1度、演奏を聴こうとホームに訪問する。ホームの老婆にどうせ来るならと買い物を頼まれる。青年のサックスが目的だったのに知らないうちにホームの老人たちと打ち解けていく。同時に青年も心を開いてくれるようになり、一緒に演奏するようになる。演奏の練習をしていくうちになぜ青年の音楽は心に響き、自分の音楽は響かないのか気づき始める。誰かに届けようとするのか、ただ自分のたまに演奏するのかによって奏でる音色は変わっていく。
『香君』上橋菜穂子
上橋菜穂子さんの最新作。今作も本当に面白かった。数年前に初めて読んだ上橋さんの『鹿の王』、『獣の奏者』などの作品。いつも実在しない世界に連れて行ってくれます。読んでいくうちに本の世界の中に入り込んでしまいます。どの作品も本当に没入観が凄いです。
今回の作品は人並み外れた嗅覚によって、世界に漂う香りで生物たちのコミュニケーションを知ることができる主人公アイシャが、異郷の地からやってきて世界に安定と繁栄をもたらしたとされるオアレ稲の謎にせまっていくという物語です。
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