上越教育大学サテライト講座

 サテライト講座であらためて感じたICTの捉え方について書いておこうと思います。そもそもICTとは何か??

 ICTとは「internet、Communication、technology」の略で真ん中にあるのはコミュニケーションです。つまりICTはコミュニケーションの道具であるということです。その視点を忘れてしまうと、ICTを冷たいものと見てしまいがちです。そうではなく、温かいものとして見ることでいろんな発想が変わってきます。

 ICTを今までの教育の延長として捉えると、少し前までのICTの教師が生徒が何をしているのか教師の画面のみで見ることが出来て、画面にロックをかけたりすることが出来る状態をベースにしてしまいます。教師が管理しながら使っていくという使い方が基本になります。1人1台端末になっても生徒がどこを見ていたかというログを気にしたり、危険サイトのアクセスだけでなく、自由な操作を制限したりしてしまいます。教師が許可をして使うものとなった途端に生徒の文房具にはなりません。

 教師側が主導権を握るコミュニケーションなんて堅苦しくてやる気が起きません。教師に今から自由に話していいですよ。はい止めて。なんて言われながらコミュニケーションを取っていくのが自然なわけがありません。職員室の会話がそうやって制限されていたら、職員集団に仲間意識は芽生えるでしょうか?もちろん完全に自由がいいかというとそうではないです。そこにミッションがあるかどうかはとても大事だと思います。

 教師が願っている姿、どんな思いを持って授業をしているのかを伝えることが出来ているか。生徒のことを見ることが出来ているかが大事になってくると思います。
 「できる/できない」で単純に区切るのではなく、人やモノなどの支援があればできるという部分を自然と受け入れる集団になっているか。

 ICTは人を分断する道具ではなく、人をつなぐモノで、管理するための道具でもない。そういった根っこの部分の捉え方が広がっていくこと、広げていくことが地道かもしれませんが、大切なんだあらためて学ばせてもらいました。 

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