『君の心を読ませて』浜口倫太郎

 AIがテーマになった小説。AIが人間の心を理解できたら、人の心を自由に読み取れることが出来るAIが誕生した世界は本当に幸せなのか?あらすじは以下の通り。

 時は20XX年。歴史上最高の頭脳、IQ250のギフテッド・春風零によって開発された“心を読める”美少女AI・エマは瞬く間に世界中に普及し、人々の暮らしは「人類の妹」と呼ばれる彼女なしには考えられないものとなっていた。


 人工知能の説は多すぎる
 
 人工知能に関する説はいろいろありすぎます。有名なものでいうと、人間を越えるシンギュラリティが2045年に訪れるというものです。シンギュラリティとは、未来学者のレイ・カーツワイル氏が提唱したもので、「人工知能(AI)の知性(性能)が地球上の全人類の知性を超える時点」を指す言葉です。
 逆に、工知能はプログラミングに過ぎないから人間の知性を越える日は来ないという説も多く存在しています。
 AIを過剰に評価する人は、深層学習によって人工知能は猫という概念を獲得することが出来た。今後も自ら学習して進化を続ける。
 逆の人は猫という概念を獲得できたわけではない単にデータを処理して確率が高いモノを選択したに過ぎない。今後もAIが自ら概念を獲得することなんてありえない。

 分からないから否定するではなく、変化に対応して面白がる。

 ということは、AIに関して素人の考えは遠く及ばない。つまり僕が出来るのはいろんなことをとにかく面白がると決めておくことくらいです。やってみる前に否定するんじゃなくてまずやってみる。へえ、そんなことも出来るんだ!やってみよう!という気持ちを常に持っておく。
 AIを活用したアプリやソフトは、かなり日常の中に入っています。まずはやってみる精神を大事にしたいと思います。

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