これから求められるのは「資本主義のハッカー」

 山口周さんのインタビュー記事を読みました。いつも通り興味深い内容ばかりでした。興味のある人は全文をお読み下さい。
 まず最初の違和感の感度が低い人は問題を見つけられない。その例で出てきた「スタディサプリ」。今では多くの受験生や中高生に活用されている学習用の動画配信サービスも実は違和感から始まったということでした。
 母子家庭の母親が子供が塾に行きたいと言っているのに、行かせるお金がないと泣いていた。というのを聞いて社会に違和感を感じて始めたのが「スタディサプリ」で、もともと教育に興味があった人が始めたものではなく、社会に対する違和感を感じ取り行動していった。
 日本で社長といえば良い車に乗って出勤しているイメージがあると思うんですが、オランダの社長さんの多くが自転車通勤を行っている。そうやって世界と日本を相対的に比較することで違和感を感じやすくなったりする。
 自分が今の社会で当たり前になっていることにいかに違和感を持てる感覚を持っているか、そのためにどれだけインプットすることが出来ているか。具体的には「本を読み、考え、人と話し、実際に経験する」ことが出来るのかがとても大切だなとあらためて感じました。

 教育者の役割

 最後の質問で出てきた「チャレンジしようとする人を、否定してしまう昭和的価値観を打破するにはそうすればいいか」という質問は結構、刺さりました。
 緒方洪庵の話が出てくるんですが、教育者の1番の役割は「火を灯していく」こと。自分が100人の心に挑戦を否定しない、挑戦する火を灯すことができればその100人がまた次の世代の100人に火を灯す。そうすると2世代で1万人の心に火が灯る、火が灯ったネットワークが広がっていけば今までの権力を持った人を通過することなく新しい動きがうまれる。
 僕も教育者の一員としてどれだけの心に火を灯すことが出来るか。まずは周りにいる人と対話していこうと思います。

 



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