ズッコケ三人組

 僕が小学校のころに1番好きな小説は何かと聞かれたら間違いなく「ズッコケ三人組」シリーズだった。先日、作者の那須正幹さんがお亡くなりになったニュースを見て、たまたま見かけたシリーズ最終巻を読んだ。ちなみにズッコケ三人組は、1978年から開始されて37年間、続き2015年「ズッコケ熟年三人組」で最終回を迎えている。少年シーリーズが終わり40歳の「ズッコケ中年3人組」から10作目で終了となっていた。
 中年シリーズになっても三人組の立ち位置も変わらず、物語は進んでいく。地元で市議会議員になったり教師になったり、失業して地元で再就職したり、小学校の同級生同士で結婚したり、幸せに生きる形を感じることが出来る。

   


 ズッコケ三人組から学ぶ幸せのカタチ

 
ズッコケ三人組は架空の街、稲穂県ミドリ市花山町に住む仲良し三人組が中心となって町で起きる事件や、出来事を描いた児童文学です。その三人組が小学校卒業してから28年後の40歳からを描いたのが中年三人組です。
 三人のつながりが変わることなく続いている。ハチベエは市議会議員となっていても性格は変わらず明るく早合点、ハカセは物知りで慎重、もーちゃんはおっとりしていて優しい。ばらばらの個性をお互いが認め合って補い合っている。
 そして三人の関係だけでなく、地元でのネットワークも変わることなく続いている。困ったことがあれば、クラスメイトとのつながりを積極的に使って解決していく。職業ややっていることは変わっても地元で作ったつながりを大切にしながら生きている。
 小学校のころに出会った人と結婚し、奥さん同士もまたつながっている。困っているならなんとかしてやるよ、なんとかしてよと言い合える。いやあ本当にいい物語でした。

 ありがとうズッコケ三人組、そしてこれからも多くの子供に読み継がれますように。

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