何を守らなくてはならないのか。
『テミスの剣』中山七里という本を読みました。長編なんですが、かなり面白く一気に読み切ってしまいました。内容については以下の通りです。Amazonの紹介文を引用します。
実際の社会でも多くの人が何らかの組織に所属して、組織のために行動しています。ときに間違った正義だとしても組織のために多くの人が守ろうとします。守るべきものを見失うことがあります。
本来、組織は人を大切にし、人があるから組織があるはずにも関わらず、組織は人を切り捨てることがあります。
また現代社会になって、個人が発信できるようになり、組織を守るために動く人、組織に固執にする人の数は減ってきているように感じます。
自分が大切にすべきものは何なのか、守るべきものは組織なのか個人なのかを問われている気がしました。

『テミスの剣』中山七里という本を読みました。長編なんですが、かなり面白く一気に読み切ってしまいました。内容については以下の通りです。Amazonの紹介文を引用します。
ドンデン返しの帝王・中山七里、渾身の驚愕ミステリー! 冤罪をめぐる社会派ミステリーとサプライズの完璧な融合。 昭和59年。浦和市で不動産屋夫婦が強盗に殺害された。ベテラン刑事・鳴海とともに捜査に当たるのは若手刑事・渡瀬。二人はカネに困っていた青年・楠木が犯人とにらみ、拷問まがいの尋問で自供を引き出した。楠木は公判で自供をひるがえすも、被害者の血のついた上着という証拠が物を言い、死刑判決が。やがて判決は死刑で確定、楠木は絶望の中、自殺を遂げる。 だが平成に入り、渡瀬は驚くべき事実に直面する。強盗殺人犯が問題の殺人も自分がやったと自白したのだ! 楠木は冤罪だったのか? 事態の隠蔽を図ろうとする警察組織に抗い、渡瀬は事件の再捜査を開始する。だが彼はまだ知らなかった、さらに20年後、この冤罪事件が引き金となり、新たな殺人が行なわれることを……。 強引な捜査。証拠の捏造。冤罪。警察と司法の暗部に正面から切り込む重厚なる社会派ミステリーと、ヒリヒリした緊迫感で突進するノンストップ・エンタテイメント、そして意外な真相と巧妙な伏線を仕込んだドンデン返しミステリー――すべてを融合させた傑作。若手時代に逮捕した男は無実だったのか? 渡瀬刑事は孤独な捜査を始めたが…社会派ミステリーに驚愕の真実を仕掛けた傑作。といった内容なんですが、物語の展開も面白いのはもちろん、守るべきものについて考えさせられました。冤罪が分かった時に主人公の渡瀬は自分の行為を悔い、内部告発しようとします。周りの妨害に遭いながらも告発します。その結果、自分が最も罰せられるはずだと思っていたのにも関わらず、自分だけが警察の不正を正すための行動を取ったことになり、皮肉なことに警察に残り警察を続けていく。組織を守ろうとした人は、処分されてしまう。
実際の社会でも多くの人が何らかの組織に所属して、組織のために行動しています。ときに間違った正義だとしても組織のために多くの人が守ろうとします。守るべきものを見失うことがあります。
本来、組織は人を大切にし、人があるから組織があるはずにも関わらず、組織は人を切り捨てることがあります。
また現代社会になって、個人が発信できるようになり、組織を守るために動く人、組織に固執にする人の数は減ってきているように感じます。
自分が大切にすべきものは何なのか、守るべきものは組織なのか個人なのかを問われている気がしました。

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