フィルターバブルとは

フィルターバブル (filter bubble) とは、「インターネットの検索サイトが提供するアルゴリズムが、各ユーザーが見たくないような情報を遮断する機能」(フィルター)のせいで、まるで「泡」(バブル)の中に包まれたように、自分が見たい情報しか見えなくなること。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 インターネットの検索でいろんな情報に自由にアクセスしているつもりが、見たい情報しか見ていない状態になってしまっている。自分のAmazonやYouTubeなどを見るとその結果は一目瞭然だと思います。SNSも世界とつながっているつもりでも、自分と考え方があう人とつながっているので考えが似てくる。そのことが良いか悪いかというより、そういう状態に自覚的であるかどうかが大切だと思っています。自分が手にしている情報は、フィルターがかかっているから全てが正しいわけではないし、様々な情報にアクセスできているわけではない。

 ネットだけではない

 こういった状態はネット上だけではありません。最近ネットで話題になった、校長先生に対して市長が社会を知らないというような発言。この発言、やり取りに対してはここでは言及しませんが、社会を知らないというのは教師だけに限らないと思います。
 教師の世界で過ごしていると、教師の社会のフィルターがかかって情報が集まってきます。教育関係のニュースが中心になってしまっています。ネットで全国にいる知り合いも教育関係の人が多くなっています。そういうつながりは大事だと思いますが、最近、本当にありがたいなと思うのは地元の他の仕事をしている友人です。地元に帰って来てたびたび交流するんですが、いろんな考えを知ることができます。よくダメ出しをくらってます…
これからも多種で多様な繋がりを意識していこうと思います!

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