珈琲豆について詳しくなってきた

 紀州備長炭焙煎の珈琲豆の販売を目指している記事を何度か投稿しているので、珈琲について詳しいように感じている人がいるかもしれませんが、僕も生徒もまったく詳しくありません。試行錯誤や教えてもらうこと、調べてしることばっかりです。珈琲がもともとどんなふうに出来ているのかも知らなかったです。

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 調べると珈琲って本当に奥が深いということが分かってきます。珈琲豆にも産地や種類によって違いがあります。当たり前かもしれませんが、あまり珈琲になじみがない僕からすると珈琲は珈琲だったなので・・・
 ただ、よく考えると、お米でも同じコシヒカリでも新潟県上越産と魚沼産で違いがあります。同じミカンでも有田みかんというブランドがありますし、その中でもさらに田村ミカンやオリジナルブランドに細分化されています。こだわるとはこういうことなんだと思います。
 当初は何も知らなかった生徒も、豆を選ぶというのはどういうことなのかを考え、10種類の生豆を購入して選ぶことにしました。

 焙煎に向き不向きがある。

 協力してくれている紀州備長炭の生産者の話では、備長炭で焙煎するのに向いている豆とそうでない豆があるとのことでした。実際に焙煎してみると豆によって焙煎時間が違ったり、見た目や香りも違ってきます。焙煎した後に豆のサイズが少し小さくなったり、逆に大きくなったりなどもあります。生徒たちは自分たちでワイワイ言いながら焙煎段階での選定をしていました。
 焙煎した段階では見た目があまりよくなくても実際に飲んでみると、また感じ方が違うこともあるそうなのでクラスで試飲会をして項目をつけて採点しています。
 ここでもteamsのフォームを活用していてこんな採点表で試飲しています。ICTが普通に使えるようになってきてるんだなと感じています。

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 販売する予定の紀州備長炭焙煎の珈琲豆は、大量生産による販売は予定していませんし、そもそも大量生産することが目的ではありません。同じ豆を使っていてもどこで違いを出すのかということをこれから考えてほしいと思っています。
 6月中には試作品の販売も開始するようで楽しみです。