いかに自分事にするか

 中津珈琲の焙煎、販売の取組が生徒ペースですがゆっくりと進んでいます。生徒が自分事になれば一気に進んでいくんだろうなと思って見ています。ついつい言ってしまったり、やってしまったりしそうになるんですが、そこをグッと我慢しています。
 答えのないことや何をやっていいか分からない問題に直面したときに、一人で乗り越えることが出来るのが難しくても、集団の力があれば軽く飛び越えることが出来ます。

 何かを販売するということ

 生徒は珈琲豆を販売するために行動しています。教師で何かを販売した経験がある人はほとんどいません。高校生の時の文化祭やバイトで店のものを売った経験くらいしかない人がほとんどだと思います。もちろん、僕もその一人です。
 商品の強みを考え、人に売る。いい商品=売れる商品ではありません。売れる商品とはどんなものなのか?成功している商品と失敗した商品を自分たちで比較して分析して、どう販売するかを考えていく。動き出している生徒たちを見てワクワクするのと、なかなか進まない姿を見てウーンとなるのの繰り返しです。

 願いやビジョンを語り、選択は任す

 こうしたらいいんじゃないかと思うことは本当にたくさんあるんですが、僕が語る言葉はそれなりに影響力を持ちます。こうしたほうがいいと思いながら語るとそれは任すではなく、強制です。きっとこっちのほうがうまくいくと思って語るのではなく、明確なビジョンを持って伝わる生徒に伝える。
 これしかないと分かっていながら、どうにかスイッチが入らないかと動こうとしてしまう自分もいて反省です。

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